Tottori diary

自分に正直に。好きなことを、これからも表現したい。|佐々木ひまわり/Hey!Mommy!

佐々木ひまわり

PROFILE

米子市出身。学生時代は吹奏楽に打ち込む。中学卒業後に進学した岡山県の高校で全国大会金賞を獲得。大学時代にアイドルオーディションに挑戦し、2021年、アイドルグループ「Hey!Mommy!」としてデビューする。現在、東京都を中心に活動中。

あいにくの大雨。加えて、真冬のような寒さ。大山寺の参道を歩くには、厳しい天候となったが、佐々木ひまわりさんはそれを全く感じさせない。その場を楽しむ彼女の明るさに助けられた。

 

「地元に帰った時は生まれ育った米子で過ごしたり、よく大山にもドライブがてら遊びに来たりします。自然に囲まれることが好きだし、やっぱり落ち着きますね」

 

中学卒業と同時に県外に出た分、鳥取に対する思いは「人一倍強い」。アイドルになって3年目。東京暮らしも慣れてはきたが、ふとした時に自然を求める自分がいる。

人生の岐路は、直感のおもむくままに

「ビビビ」と来るか来ないか。人生の帰路はその基準で決めてきた。

 

3歳からピアノを習い、学生時代は中学で始めた吹奏楽に熱中。高校は岡山県の強豪校へ進むことに決めたが、そのときも、その高校の吹奏楽部が演奏している映像を見て「この学校に行きたい」と即決。高校卒業後の進路に悩んでいたときも、たまたま通った眼科の待合室にあったダイビング雑誌が目に止まった。

 

「祖父母の家が大山町にあって、幼い頃からよく海にも連れて行ってもらって、海が好きになりました。ダイビングの雑誌を見て、そのことを思い出して海洋学の勉強をしようと静岡県の大学を選びました。昔から自分がやりたいと思うことに突き進んでしまうタイプで、自分の直感を大事にしてきました」

 

その直感は、アイドルへの挑戦を決めた時も。「小学生の頃は目立つことが好きだったし、テレビや人前に立つ仕事にも憧れがありました」と、もともとアイドル好き。大学3年の頃に、好きなグループのダンスの振り付け師がアイドルグループを立ち上げるため、メンバー募集していることを知った。「応募しないと後悔するかもしれない」。そう思った。

 

その直感は当たった。応募約千人から合格者として選ばれた。

鳥取が育んでくれた価値観

「運動も好きだったし、小さい頃からピアノやドラムをやってきたのでリズム感はあると思うんですが、ダンスが全然ダメで苦労しました。左足出して、と言われても、右足が出ちゃって(笑)。最初は頭と体が連動してなかったですね」

 

所属する「Hey!Mommy!」は、デビューして約2年。現在は、毎週ライブやイベントに出演し、ワンマンライブにも大勢のファンが集まるようになった。

 

「次は、さらに大きな会場でワンマンライブをやることが決まっています。今からそこに向けて多くのお客さんに来ていただけるように、頑張っていきたいですね」

 

充実した毎日を送る中、佐々木さんは自分らしさを大切にする。オフの日は、目まぐるしい日常からちょっと距離を置き、自然を求めに行くこともあるとか。

 

「急に滝がみたいと思って『東京から行ける滝』とかネットで調べて、一人で渓谷に行ったりしたこともありますし、公園にも一人で行きます。歩くのも好きで、電車で行くような距離を歩いて行くとどうだろうかと気になって歩いたり、静岡時代は自転車に乗っていろいろ散策したり。体を使って覚えるというか、自分で把握できる土地勘が欲しいんですよね」

 

自然を感じ、自分の体で実感を得ること。鳥取で育まれた五感や感性は、今も力の源や表現につながっているのだろう。

大好きな鳥取に貢献したい

「今回、インフルエンサーに選んでいただいたことがとても嬉しかったです。ずっと鳥取に関わることがやりたいと思ってきて、この一年の目標に鳥取の仕事をすることを掲げていたので、泣いて喜んでくれるファンの方もいました」

 

米子から岡山、静岡、東京へ。15歳から暮らしの拠点が変わり、離れれば離れるほど、地元のことを考えるようになった。海と山が近い、豊かな自然。ずっと聴き慣れた方言。おいしい食べ物。人の近さやあったかさ。鳥取の良さをあげれば、次々に出てくる。

 

「東京の新橋にある鳥取のアンテナショップに、月3回くらいは行っているんです。ほんとなんでもそろっていますよ。境港産のアカモクやもずくといった海藻とか、こないだ行った時は豆腐ちくわを買いましたね。ほんと楽しい場所なんです」

 

インスタグラムもフォロワーが2万人に迫る勢いで、普段から鳥取の情報を掲載するなど、インフルエンサーとしての発信にも力が入る

 

「東京にいても鳥取のおいしいものが食べられるし、鳥取に触れる機会はあるので、そういうものを発信していきたいです。自分が好きな地元のことを紹介するだけでも楽しいですけど、やっぱり鳥取の素晴らしさを知ってもらいたいですね」

 

取材日も、大山寺にある土産物屋に入ると、ずらりと並ぶ品々に興味津々な佐々木さん。好奇心に突き動かされるのは昔から。

アイドルとしてやりたいことも、大好きな鳥取のことも、好きなことに正直でいる。それは、これからも変わらない。

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1999.8.1 / 鳥取県出身

Hey!Mommy! 黄色 / 海と幼魚が好きです

#とっとりdiary インフルエンサー

夢は鳥取ふるさと大使 / #ひまわり鳥取記録

@heymommy123

鳥取出身 / 夢は鳥取ふるさと大使#とっとりdiary インフルエンサー #ひまわり鳥取記録 / ダジャレと幼魚がすきです #ひまわりお魚記録

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