移住者インタビュー

鳥の劇場ができるまで

齊藤頼陽さん

(職業)鳥の劇場 副芸術監督・俳優
(出身地)東京都
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鳥の劇場ができるまで

 東京出身の齊藤さんは、大学時代に劇団に入った。しかし、東京では上演場所である劇場や練習場所を借りることにかなりお金がかかっていた。それに、演劇を見に来てくれるお客さんは知り合いの人ばかりだった。なんのために演劇をしているのかわからな くなった時、中島さん(鳥の劇場芸術監督)に「鳥取で劇場をもってやりたい。」と誘われ、鳥取に来ることになった。そして、2006年に鳥の劇場ができた。
 

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「鳥の劇場ができたのは、鹿野の皆さんが東京からきた見ず知らずのわたしたちを優しく受け入れ、そして演劇を見にきてくれたおかげだ。」とおっしゃっていた。


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学校の体育館を劇場へ作りかえた

 

Q.俳優とはどんな仕事か

・演劇や映画、テレビドラマなどで脚本のセリフに沿って役を演じる
・テレビドラマや映画、舞台などで演技を見る人を楽しませる
 

Q.なぜ、俳優になった

・小学校のリクレーションがきっかけ。目立つのが好きだった。
 

Q.活動をしていて苦労したこと

・お客さんが増えなくて、収入が少なかったことや演技には鉄則がないので、学ぶことが難しく日々努力しなければならないこと。それに、演劇の仕事には終わりがないためとても苦労した。
 

Q.仕事をしていてやりがいを感じるとき

・お客さんが面白いと言ってくれたときや笑って楽しんでくれたとき

 

取材後記

 齊藤さんが、「鹿野に劇場を作れたのは地元の人の温かさがあったからだ」とおっしゃっていた。この言葉に、私たちは地元の1人としてとても誇りに感じた。これからも、こんな温かい人の多い鳥取を守りたい。また、夢は簡単には叶えられないことを改め>て感じた。たくさんの努力をして、夢を叶えたい。齊藤さんから将来に役立つお話が聞けてよかった。