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移住者インタビュー

鳥取の豊かな自然をこだわりの製品に ゆら木

1、ゆら木について

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鳥取県鳥取市吉岡温泉町にある(旧)湖南中学校の元は理科室だった部屋をリメイクし、木工製品を制作している工房である。

この工房は事業主である表さんと従業員2人で、小物などの日用品、高級木製アウトドアギア専門ブランド「Nogake(のがけ)」の商品、そのほかオーダーメイドなど様々なものを手作りされている。

2、表さんの趣味

表さんの趣味は、音楽を聴いたり、実際に楽器を弾いたりすることです。
工房のなかには、音楽が流れていたり、楽器が置いてあったり、趣味を感じさせるものが多々ありました。

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実際に年に数回演奏の場を開いたり、結婚式場でBGMを弾いたりと、趣味として音楽を楽しんでいます。そしてYouTubeチャンネルを開設して音楽に関する動画をあげています。

表さんのYouTubeチャンネル https://youtube.com/channel/UCpnBSK3O0kpF6sCpow9YoVQ

3、表さんを取り巻く環境

鳥取市内の若葉台から湖山へ、そして吉岡に引っ越して来たという表さん
古くからの街並みが続く吉岡温泉町(下)
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吉岡へは工房探しのためにやって来たという。元々湖南中学校だった場所を作業場とし、工房からすぐの場所に自宅を構えているそう。
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表さんが工房として借りている元湖南学園の校舎(上)

              校舎内部    (下)
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鳥取の良さは特に生活費の低さ。他に鳥取はすぐに名が知れ渡って新しいことがしやすいとも。



街中に足湯などが多くある吉岡温泉町(下)
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そんな吉岡温泉町では、街ぐるみのコラボなど町民同士の距離が目に見えるようだった。表さんは、そんな吉岡温泉町民との遠すぎず近すぎない距離感がお気に入りだと言う。



最近では因州和紙とコラボした「WASHIKIRI®(わしきり)」という商品が注目されているそう(下)
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4、Nogakeについて

Nogake  は表さんが2021年の4月に始動した、アウトドアブランドです。
製品の材料には、表さんが拠点にしている、鳥取のケヤキや猪皮が使われている。

Nogake の由来は 野駆け 昔は、ピクニックという意味だったそう。今はそんなに使うことがない言葉だが、良いネーミングセンス!
Nogakeでは昔の日本をイメージした名前を考え、製品に名付けている。

消費者の方々に、より良い製品を届けるため、日々尽力している。

私たちは取材をする上で、Nogakeのブランド商品を見せていただいた。
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カッティングボードから、調味料置きまで、アウトドアの時だけでなく、日常生活でも役に立つ、こだわりの製品たち。

Nogakeでは、猪皮を使用したカラフルな椅子もある!
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この椅子たちは持ち運びに便利な折りたたみ機能がついている。

ちなみにこの椅子は、『空蝉 Utsusemi』と言う。
「たまにはセミの抜け殻のように、心ゆくまでぼーっとしてみる」をコンセプトにし名付けたそう。

木の温かみを感じられる、心地よいブランドだ。
ホームページのURL
アウトドア専門ブランドNogake             https://www.nogake.com

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5、取材後記

自分の本当にやりたいことをするのは難しい。
仮に自分のやりたことができたとしても、それだけで生きていけるとは限らない。
自分のやるべきことをやり、自分の役割に誇りを持つことが大切だと今回の取材で気がついた。
表さんは、自分のやりたいことを仕事にされていたが、私たちが大人になった時、職業をどのように決めるかはわからない。
今までのように就活をしたり、起業したり、もしくは無職になるか、そのほかにも選択はあるかもしれない。
もしかすると、AIによって仕事がほぼなくなっているかもしれない。
しかし、私たちがどのような環境にあったとしても、いずれかのタイミングで、選択をするべき時が来る。
それは進路についてもいえることで、これから私たちが進学する高校や大学、専門学校など、自分の望む進路に向けて、正しい選択をすることが大切だと思う。
自分が間違った選択をしないように、よく考える必要がある。
今回のインタビューで、色々な方の話を聞き、多くの生徒の今後の選択肢が広がったと思う。
自分たちの取材したことを発表し、ホームページにまとめる、この貴重な経験を今後に活かし、それを踏まえた上で自分たちの進路を決めていこうと思う。ありがとうございました。