移住者インタビュー

写真家

自分の人生を自分で決める

image2.png
調べ始めた動機

僕たちは将来に向けて、今働いている人たちの考えを参考に自分達の将来を考えています。今回は主に写真家として活動しておられる藤田和俊さんにお話を伺いに行きました。こちらのページで は、藤田さんの意見などをもとに僕たちの考えも交えてまとめていきます。

 

鳥取に来た理由

チャンスを掴む

image3.png
↑質問に答える藤田さん
私たちの質問に藤田さんは都会よりも田舎の方がチャンスが多いと話す。もともと東京で就職活動をしていたが、失敗し地元である鳥取に戻ってきた。

鳥取のメリット

・いい噂も悪い噂も田舎はすぐに情報が広がるから仕事が入ってきやすい。
・東京で仕事をするとトップに入らなければ有名になれず仕事も入ってこないが、田舎 はそうならなくてもチャンスがたくさんある

image4.png
↑自分がプロデュースしたものを紹介する藤田さん
藤田さんは最近の若者に対し、鳥取ではできることが少ないという思い込みが鳥取で掴めるチャンスを逃しているということを話された。

やりたいことを仕事に

~写真家 藤田和俊さん~
image5.png
自分がやりたいことを仕事にするのはとても大切だと思っています。

なぜかというと自分がやりたくないことをやってもやる気が出ないのでただの作業になってしまうからです。だから、なるべく自分がやりたいことを仕事にすることでやる気が湧きどんなことでも出来るようになると思うからです。

だけど、やったことのないことをやるときはメンタル的にもすごく不安になったりと体力的にもすごくハードです。だからこそ僕は勤務時間はあってないようなものだと思っているし仕事とプライベートの境界線もほぼありません。

ですが鳥取はある意味都会に出るチャンスがたくさんあります。そして仕事は誰かのためになるためのものでもあります。だから自分が撮った写真や書いた文章で誰かが喜んでくれるととても嬉しいです。これからも感動のある仕事をしていきたいと思います。

 

藤田さんについて

以前は新聞記者を14年勤め、二年半ほど前から写真家を主にしておられます。高校3年生のときに 取材などの仕事に興味をもったらしいです。本も出版しておられます。

 

次は藤田さんの考える仕事についてです!!

 仕事で得られるもの、やりがい。

 誰かに喜んでもらうこと。
 

 image6.png
↑仕事として携わった用紙を見せてくれた藤田さん。

仕事内容

藤田さんは元は日本海新聞の記者だった。カメラマンになったのは2年半前の事らしい。ただ一 概にカメラマンといっても写真だけではなく、文章にも携わっていると教えてくれた。
image7.png
求人の雑誌、イベントのポスター、アルバム、書物。

image8.png
映像もあった。カメラマンだからといって、写真を撮るだけではないのだと思った。

 

 

❏仕事のコラボ

 

私達は「奥さんはウエディングプランナーだと伺いましたが、仕事のコラボなどはしましたか?」 と尋ねた。
話を聞くと、一緒に会社を立ち上げてウェディングのアルバムを作ったりしているそうだ。奥さん がプロデューサー、藤田さんがカメラマン。

image9.png
見せてもらったがすごくいいアルバムで、撮ってもらった方はウェディングでこのような写真集ができることは嬉しいだろうなと思った。

❏仕事のやりがい

 

仕事をしてお金を貰うという事について藤田さんは最近気づいたことがあるらしい。 お金を稼ぐため、というとなんだかいやらしい感じがするが、そんなことはないと藤田さんは続け る。「お金の量=喜びの量」で、自分のした事や仕事が、誰かの為になってお金として返っ てくる事にやりがいを感じているという。

だから、カメラはやり続けるが、カメラが100%ではないのだそうだ。

例えばどんな写真を撮って欲しいのか、そういう心のうちにあることを寄り添って聞き出し全力で 写真に落とし込む。というように、相手がどんなことを考えているのか考えられるようにする為に、 例えばいろんな人と会ってみるだとか、そういう写真とは違った工夫も取り入れているのだそうだ。

人生で経験した事は何も無駄にならないってそういうことなのだと教えてくれた。自分にないものは形にはなり得ないから、映画や漫画でも、なんでも経験は勉強になるのだと。 「だからもはやプライベートも仕事のようなものなんです。」と藤田さんは笑う。実質プライベートと 仕事に境界線なんてないのだ。

 




「写真家とは、」と私達は問う。

藤田さんはこう答える。「写真を通して何かをすること」だと。

「写真を通して誰かを喜ばせる事」だと。

仕事を依頼してくれる人は、期待してくれているから。

だからこちらはそれ以上のことをしないといけない。

その人たちの想像を上回るようなことをしないといけない。

それが喜びにつながるんだと。少しでも顔の角度が上がればと。

カメラは喜んでもらうための手段の一つでしかないのだと。

 


藤田さんの生き方に学ぶ

私達が藤田さんのお話を聞いて「今この瞬間 をどう生きるか」と言うことが心に残りました。自分の夢を叶えるために今自分には何ができ るか、何をするべきなのかをとても深く考えて おられていて中学生の今でもできること>はたくさんあると感じさせられました。自分のやりたいことを選択できるように今を頑張りたいと思 いました。
image10.png

 

お礼

 

今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。今の自分に何ができるのかしっかり学ばせていただきました。聞いたことを無駄にしないようこれからも頑張っていきます。今回はありがとうございました。