米子市出身。鳥取県の公立高校建築科を卒業後、京都府の建築系大学に進学する。2017年3月に大学を卒業。故郷に恩返しがしたいと米子市内に絞って就職活動し、同年4月に新卒採用で㈱フィディアに入社する。現在、建設事業部で米子市内の保育園などの新築・改修工事の現場管理に携わる。米子市内の実家で家族と5人暮らし。
社会人になって車に乗るようになり、趣味の幅が広がりました。大山や蒜山など、県内外にドライブに出かけては、風景の写真を撮っています。写真を始めたのはUターンしてから。フィルムカメラから始めて、今は他にデジタル一眼レフカメラを2台持っています。地元にも知らない場所が意外とたくさんあって、素敵な景色と出会えることが楽しみです。
主に公共施設の新築・改修工事の施工業者との打ち合わせや図面のチェックといった、現場管理の仕事をしています。新卒で入社し、最初はわからないことだらけでしたが、経験を重ねて大学や現場で学んだことを少しずつ生かせるようになってきました。今は建築施工管理技士2級の資格を勉強中。将来的に1級の取得も目指しています。
現場のみんなとひとつひとつの工程を丁寧に重ね、建物を完成させた時は感動もひとしおです。これまでに米子市内の複数の保育園の新築、改修工事や、大山ナショナルパークセンターの改修工事などに携わってきました。実際に使われているところを目にしたり、利用者や町の人から「良かったよ」と言ってもらえたりするとホッとして嬉しくなります。
休みの日はドライブに出かけることが多いです。県東部や島根県、広島県にも行きますが、一番好きな場所は大山!高校生の時は地元の一部分しか知りませんでしたが、社会人になって行動範囲が広がり、地元の良さを再発見しています。都会と比べると確かに利便性は悪いかもしれませんが、車があれば不自由はないですし、何より自然の豊かさを感じることができます。
大学時代は京都府に住んでいたので、Uターンする前にもっと京都の文化や建物に触れておけばよかったと思っています。それというのも、将来は古民家の改修を手がけるのが夢で、そのきっかけになったのが京都の古い町並みでした。当時はあちこち見て回ったつもりでしたが、まだまだ足りませんね。県外に住んでみて改めて地元の良さに気づくこともありますし、その土地の文化や良い部分を吸収しておくことも大切だと思います。
1962年に「㈱福井工務店」として創業し、30周年に古代ギリシャの彫刻家の名に因み「㈱フィディア」に改称。公共や民間の大型建築を手がける「建設事業部」と、個人顧客を対象としたガーデン&リフォームショップ「ホームデコ」を中海圏域に4店舗展開する「ホームデコ事業部」が二本柱です。「ホームデコ」は通販事業も好調で、順調にマーケットを拡大しています。
一般的に建設業界は男性が多いですが、当社は管理職も含めて半数以上が女性です。性別、年齢に関係なく生き生きと働ける環境で、毎月のランチ会なども賑やかです。「ホームデコ」ではカルチャー教室が盛んで、店内は笑顔が絶えません。インターンシップの受け入れ、花いっぱい運動、ネパール支援の3つの社会貢献活動も行っています。
当社は「夢をカタチに」を経営理念に、「お客様の夢、社員の夢、地域の夢」をカタチにする会社です。建築物は数十年後も地域に残ります。建設業は一生を貫く仕事です。新たな道を模索している人、都会の満員電車と転勤生活にピリオドを打ちたい人、ぜひ門を叩いてください。自己肯定感が高く向上心を持って挑戦できる人、そして笑顔が似合う人を求めています。株式会社フィディア 代表取締役会長 福井 龍介