公益財団法人
とっとりコンベンションビューロー
NISHIMURA Tsutomu
神奈川県出身。関東圏で施設管理の仕事に就き、職場で倉吉市出身の妻と出会う。東日本大震災などを経験し、子育て環境や仕事との関わり方を見つめ直し、鳥取県への移住を決断。2017年春にとっとりコンベンションビューローに入社。現在は米子市で妻と子ども2人と4人暮らし。
都会で浸透していることも、鳥取県ではまだ定着していないことも多く、都会や県外で得た経験や知識を発揮して活躍できる可能性がたくさんあると思いました。鳥取県でぜひ自分の可能性を試してほしいです。
米子コンベンションセンターの全般的なサービスを提供するサービス課で、利用者対応、予約・申込受付、利用相談などを担当しています。また、当センターを多くの方に利用していただけるよう、企業や団体を訪問して説明させていただいたり、地域振興・にぎわい創出のための委員会などに参加したりしています。
当センターの利用者にはもちろん、県民・市民・地元の皆さまに喜んでいただけるよう、さまざまな取り組みや企画にチャレンジして、さらに地域振興やにぎわい創出の役に立てることは、とてもやりがいがあります。県外出身者の視点とこれまでの経験を生かし、来て楽しいと思ってもらえる施設運営と企画ができたらと考えています。
鳥取県での生活にうまく馴染めるか心配でしたが、地元の皆さんは真面目で純粋で優しい方ばかりで、職場にも早く慣れましたし、子どもたちも楽しそうに学校に通っています。長男は幼い頃よく風邪をひいていましたが、米子市は病院が多くて助かりました。豊かな自然環境に恵まれ、外で遊ぶことも増えたので、長男も今ではすっかり丈夫になりました。
関東では通勤時間が長く、子どもとすれ違いの生活でしたが、移住してからは、家族と過ごす時間が大幅に増え、一緒にサッカーをしたり、ご飯を食べたり、絵本を読み聞かせたりと子どもたち中心の生活が送れています。妻もこれまでの経験を生かした仕事を始め、昨年には家を新築しました。これからも家族と笑って暮らしていきたいです。
Q.Iターンするきっかけは?
A.これまでの生き方を見つめ直して、家族と過ごす時間をもっと作りたかったから。
Q.Iターンで心配したことは?
A.自分や子どもが新しい環境にうまく対応できるのか心配だった。
Q.Iターンして良かったことは?
A.ワークライフバランスが取れるようになって、家族と笑顔で過ごす時間が増えたこと。
以前は、朝早くに出勤し夜遅くに帰宅していたので、子どもたちと一緒にご飯を食べられませんでした。たまに子どもを保育園に送り届けてから出勤していましたが、その時は2時間前に家を出なければ間に合いませんでした。今は通勤時間も短くなって、ほぼ毎日一緒にご飯を食べられます。
彼は誠実な人柄で、都会で得た経験を生かして仕事に取り組み、飲み会などでは少しヤンチャで面白い一面も見せてくれます。都会的なセンスとヤンチャ風を吹かせて職場に良い変化をもたらしてくれることを期待しています。
鳥取県のコンベンション振興を図るため、鳥取県、県内市町村、その他多数の団体、企業の支援により設立された公益法人です。コンベンション誘致と米子コンベンションセンター管理運営の二つの事業により、鳥取県の交流人口の拡大と賑わい創出を図り、地域の活性化と発展を目指しています。
県内最大のコンベンション施設である米子コンベンションセンターは、大学の学会や地域の文化団体の発表会、有名アーティストの全国ツアーなどが開かれます。そのため、さまざまな業界の方たちと接する機会があるので自分の視野が広がります。資格取得補助制度や個人表彰制度、文化活動助成制度など、働くモチベーションアップにつなげる取り組みも用意されています。
西村さんは、施設管理運営やイベント運営の経験を生かせる仕事に就きたいという希望があり、鳥取県では数少ない職種で難しいかと思いましたが、タイミングよくとっとりコンベンションビューローの求人が出てご紹介することができました。あきらめずに、的を絞って熱意を持って就活したことが良かったのだと思います。鳥取県に移住されてからお子様と過ごす時間が増え、理想的なワークライフバランスを実現されていると聞けて、とてもうれしかったです。