TVC株式会社
業務部 業務課
AMANO Akane
米子市出身。大学在学中にベトナム留学を経験。卒業後、東京都のIT企業で3年半勤務。うち1年間はベトナムに駐在。結婚して退職し、ベトナムで生活していたが、母の病気で2017年10月にUターン。2018年5月にTVC㈱に入社。現在は米子市内で父と娘の3人暮らし。
大手求職サイトには鳥取の求人情報が少なく、地元のハローワークや市役所、ふるさと鳥取県定住機構などで相談に乗っていただき、理想の仕事に就けました。いろいろな所に行って話をすることで、自分の経験が活かせる職場にきっと出会えると思います。
ベトナム人技能実習生受け入れの際に、現地での採用面接、事務手続き、寮や備品の準備から、受け入れ後の生活のサポートまで、実習生に関わる業務全般を担当しています。ベトナム語や東京での勤務経験を活かせる職場に地元で出会えたことに感謝しています。入社時は契約社員でしたが、今年2月から正社員として、育児のため時短勤務しています。
2018年度に受け入れた1期生が1年間の実習を終えて帰国する際、「お姉ちゃんみたいにいつも助けてくれてありがとう」と泣いてくれたとき、「頑張ってよかった」と思いました。現在は27人の実習生を受け入れています。これからも実習生に寄り添って、自分が日本や会社の懸け橋となり、彼らの技術力向上をサポートしていきたいです。
帰国した時、娘はまだ2歳でしたが、タイミングよく保育園に入ることができました。ベトナムは大気汚染や、危険な害虫がいたりと、あまり外で遊ばせることができませんでしたが、鳥取県は自然が豊かで空気もきれい。安心して外で遊ばせることができます。水や食べ物もおいしく、地元の環境の良さを実感しています。
海外旅行が趣味で、学生時代からよく出掛けていました。最近は娘と2人でウラジオストクに行ってきました。普段は仕事や家事でなかなかゆっくり過ごせませんが、旅行中は2人でかわいいものを見つけたり、おしゃれなカフェに行ったりして、“女子旅”を満喫しました。これからも娘との時間を作って、一緒に世界を回りたいです。(たまには夫も一緒に。笑)
Q.Uターンしたきっかけは?
A.病気の母のそばにいたいと思ったから。
Q.Uターンで苦労したことは?
A.仕事があるか不安だったが、いろんな人の話を聞き理想の仕事に出会えた。
Q.Uターンして良かったことは?
A.仕事も子育ても両方に力が入れられること。
東京では満員電車で1時間半かけて、ベトナムでは朝夕のひどい交通渋滞の中をタクシーで30分かけて通勤していました。今は車で15分と、通勤がとても楽になりました。
ベトナム語と英語を自在に操り、持ち前の明るさと行動力で活躍してくれています。たまにおっちょこちょいな面もありますが、みんなが自然と助けてあげたくなるような“愛されキャラ”を確立しています。
当社は、NOK株式会社(東証一部上場)防振ゴム事業部の生産拠点として設立された、防振用ゴム製品メーカーです。同社防振ゴム事業部をはじめ全社で培われた高度な技術力、豊富な経験と実績を背景に、世界トップレベルの防振機能製品を自動車を始めとして、国内外のあらゆる分野に幅広く提供しています。
朝昼夜と開いている社員食堂があります。定食2種類とカレー、丼、うどん、そば、ラーメンなど、予約不要で安くておいしいので、利用している社員が多いです。2年に1回、社員旅行があり、1泊2日で関西などに出掛けています。他にもリフレッシュ休暇制度や永年勤続表彰などの制度も充実しています。
天野さんは自分で行動していろいろな窓口に出向き、情報を統合して求める職に出会われました。会社の担当者の方も、時短勤務など求職者の方の個別の要望に丁寧に対応してくださり、風通しの良さを感じました。