医療法人 至誠会
介護老人保健施設ひまわり
介護職員
HINO Makoto
倉吉市出身。倉吉市の高校を卒業後、大阪府にある福祉専門学校へ入学。兵庫県内のデイサービスや特別養護老人ホームで介護職員として約10年間働く。兄弟に実家を継ぐ人がおらず、また自身もいつかは地元に戻ることを考えていたため、結婚を機に2018年3月にUターン。現在、実家で4世代7人暮らし。
何もない田舎と思われがちですが、近所にスーパーマーケットもあり、インターネットで何でも買い物できる時代なので、生活する上で不便は感じません。必要なものはだいたいそろっています。落ち着いた生活をしたい人、自然が好きな人などにはお勧めの環境です。
親が介護の仕事をしていたので、自然とこの道を選びました。地元に貢献したいという思いと、専門学校時代にボランティア実習で当施設で働き、とても印象が良かったため、Uターン後もこちらで働きたいと考えました。現在は、入所者さんの日常生活のお手伝いをしながら、ケアマネージャーの資格取得を目指しています。
笑顔の少ない高齢者の方が自分との関わりで笑顔になってくれた時や、毎日のように顔を合わせる中で認知症の方が自分のことを覚えてくれていたり、何らかの認識をしてくれた時はやはり嬉しいです。入所者さんやご家族の方に「ありがとう」の言葉をいただくと、人の役に立てているのだなと実感し、やりがいを感じます。
ずっと親孝行をしたいと思っていて、何か特別なことができているわけではありませんが、両親のそばで息子を育てられることは自分も嬉しく思います。自然豊かで人が多すぎず、自分自身ストレスが減ったようにも思います。4世代7人の大家族に温かく見守られながら、4歳の息子ものびのびと育っています。
休日は子どもと遊ぶか、野球が好きなのでテレビなどで観戦を楽しんでいます。親が阪神タイガースファンで、親子2代で応援しています。インドア派ですが、息子がもう少し大きくなったら一緒にキャッチボールをしたいですね。また田んぼもあるので、米作りも覚えたいです。
Q.Uターンしたきっかけは?
A.いずれは実家を継ぎたいと思っていたので、結婚を機にUターンしました。
Q.Uターンで苦労したことは?
A.妻は兵庫県の出身で、自分の家族との関係が心配でしたが、トラブルもなく楽しく過ごせています。
Q.Uターンして良かったことは?
A.4歳の息子が家にいることで家が明るくなり、祖父母や両親が喜んでくれています。
Uターン前は、家賃と駐車場代で月々8万円の支出がありましたが、今は実家に同居させてもらっていることで、住居費がかからなくなりました。古い家ではありますが、広々とした家の中を子どもが走り回っています。
彼は、前職での豊富な経験があり、とてもまじめですね。利用者様への思いやりにあふれた頼れる介護士です。持って生まれた明るさで、誰とでも笑顔で接し、フロア内のムードメーカー的存在になっています。
当法人は倉吉市東昭和町にある「藤井たけちか内科」を前身として、平成9年4月に設立しました。地域に密着した医療、介護福祉サービスを提供し、「健診」「在宅医療」「ターミナルケア」を基本とした総合的在宅支援体制を早期から実現。グループ法人とあわせて倉吉市東昭和町、同市関金町、鳥取市の3拠点で10施設を運営し、幅広いサービスを提供しています。
障がいのある人や高齢者も含めて、あらゆる人がそれぞれの持つ能力を発揮できる仕事、働き方を用意しています。有給を取得しやすい職場づくりにも努め、お互いに助け合いながら働いています。毎月の研修も充実していて、資格取得を目指す人には勤務内での受講を認めたり、費用の補助も行っています。
日野さんが働く施設は明るく優しい雰囲気で、職員さんは皆さんあいさつをしてくださいます。日野さんは引っ越し後、ご自分で仕事探しをされましたが、前職での経歴を生かして積極的に動き、ご自分に合った職場を選ばれました。運営側も働く人の生活や事情に合わせた働き方を個別に対応していて、その想いが全体に浸透していることを感じました。