フジッコ株式会社 境港工場
設備グループ
Kenji Fukui
岡山県津山市出身。愛知県にあるトヨタ自動車㈱の設備保全部門で7年間働いた後、両親の病気を機に実家に戻る。実家の津山市と祖父母の住む新見市に近い境港市に2017年7月にJターンし、前職の知識を活かせるフジッコ㈱に入社し設備グループに配属。現在は境港市で妻と2人暮らし。
事前にIJUターンを考えている地域や場所にドライブに行ったり、地元のイベントに参加してみると、その土地の雰囲気がよく分かると思います。移住を考えている人は、休日を使ってぜひ旅行してみてください。
工場内の製造設備の修理、保守を担当しています。前職とは機械の種類が全く異なりますし、新しい機械や古い機器が混在しているため、さまざまな分野の知識が必要となりますが、これまで培ってきた経験と常に学ぶ姿勢を活かして、自分の仕事が工場全体の運営に関わっていることを意識し、日々、生産ラインを守っています。
工場内の機械が一つでも調子が悪いと全体の生産に大きく影響します。とても重要な業務を担っているというプレッシャーはありますが、これまでの自分の経験を信じて責務に向きあいながら効率よく作業することで、人間的にも成長できると感じています。新入社員が入ってきたので、後輩の成長をしっかりサポートできる先輩になりたいです。
今年2月に職場で出会った女性と入籍しました。一人暮らしが長く、料理や掃除が得意なので、帰宅後は率先して家事をしています。妻も料理や家事を頑張ってくれていて、おいしい手作り弁当を食べて幸せを噛み締めています。境港市は自然が多くて子育てしやすい場所なので、いずれ子どもができた時も安心だなと感じています。
中学・高校はソフトテニス部でした。妻の母もソフトテニスをするので、親戚も一緒にテニス大会を計画中です。こうして妻の家族や親戚の皆さんとにぎやかに過ごせることがうれしいです。走るのも好きで、日吉津チューリップマラソン大会では6位に入賞しました。山陰は市民マラソン大会が多く、同僚たちとよく参加していました。練習を再開し、また入賞を目指したいです。
Q.Jターンしたきっかけは?
A.境港市を訪れて「いいところだ」と感じ、祖父母からの勧めもあって、両親の回復後に移住を決めた。
Q.Jターンで苦労したことは?
A.転職活動中、帰りが遅くなった時に道の駅で車中泊したこと。
Q.Uターンして良かったことは?
A.かわいいお嫁さんができたこと。両親も涙を流して結婚を喜んでくれたのがうれしかった。
以前は残業が多く、仕事に追われて余裕がありませんでしたが、今はだいたい定時に帰れています。家族との時間がもてるようになり、妻とテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」や、いろいろな映画を見てゆっくりしています。
前職の経験を活かして活躍しています。以前の職場とは機械の種類が違いますが、知識が豊富で、基礎がしっかりしているので、応用をきかせて即戦力として対応してくれています。人柄も気さくで、職場にすっかり馴染んでいます。
フジッコ株式会社(本社・兵庫県)は、昭和35年に「富士昆布」として創業以来、「健康」「おいしさ」「安心・安全」を追求した製品を世に生み出し続けてきました。境港工場では、煮豆・昆布巻・ナタデココデザートを生産し、「食」を通じて皆さまの健康づくりに貢献しています。
先輩社員が新入社員の相談役となるエルダー制度に加えて、本年度から新入社員と年齢の近い先輩社員が仕事以外で交流を深めるメンター制度も導入しました。全従業員の誕生日には、工場長と直属の上司からの手紙と一緒にプレゼントを渡しています。働き方改革の専門部署や従業員から意見を聞く場を設けて、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
福井さんは、自身のキャリアの棚卸し・価値観の自覚をしっかりされていて、それを就職コーディネーターに伝え、自主的に企業見学などを行ったことが早期の就職につながりました。福井さんの朗らかで芯の強い人柄なども評価された結果だと思います。フジッコ株式会社は、工場長が従業員の皆さんに気さくに声をかけて回られる風通しのよい会社です。職場環境の改善にも積極的に取り組まれています。