―Ｕターンするキッカケは何ですか？

大阪での生活を経験し、地元の素晴らしいところを再発見しました。

　大阪で４年間暮らしていましたが、鳥取に帰省するたびに改めて鳥取の自然環境の良さや食べ物の美味しさを再認識し、次第に地元に戻りたいという想いが強くなっていきました。
　大学の就職課で鳥取県関西本部を紹介してもらい、そこで大山乳業の求人を教えてもらいました。幼い頃から飲んでいた組合オリジナルブランドの白バラ牛乳が、関西でも販売され親しまれていることに感動し、自分も地元の良いものを広く知ってもらうような仕事がしたいと、大山乳業を選びました。

新たな白バラ製品を企画

―今のお仕事でやりがいを感じることは何ですか？

自分の企画が商品となり、喜んでもらえた時にやりがいを感じます

　総務、営業を経験して、現在は商品の企画を担当しています。売れ行きをチェックして、次にどのような商品が求められているのかを考え、開発担当者と検討しています。
　今年６月に「白バラフルーツ」の復刻発売を企画しました。そうやって自分が企画した商品が店頭に並んだり、お客様に「おいしい」と喜んでもらえるとうれしいですね。これからもヒット商品を考えて、白バラファンを全国に増やしていきたいです。

おいしい商品をお客様のもとへ

―Ｕターンして良かったと感じることはありますか？

未来のプロバスケットボール選手を育てています

　小学校3年生からバスケットボールを始めて、中学・高校と大学でもバスケ部に入っていました。今はボランティアで地元の小学生たちにミニバスケットボールを教えています。いつか彼らの中からプロ選手が生まれることを期待しながら、楽しく指導しています。
　仕事帰りや休みの日には近くの温泉に行って、湯舟につかりながらゆっくりと新商品のアイデアを練っています。鳥取には温泉がたくさんあるし、海も山も近いのでいろいろなスポーツが楽しめます。牛乳はもちろん、ほかの食べ物も新鮮でおいしく、Ｕターンして鳥取の魅力にたくさん気付くことができました。地元に帰ってきて本当に良かったです。