―Ｕターンするキッカケは何ですか？

　愛知県の大学に進学して、そのまま就職しましたが、いずれは鳥取に帰ろうと思っていました。お菓子づくりが好きで、製菓に関わる仕事に就きたいと考えていたところ、ふるさと鳥取県定住機構に出ていた大江ノ郷自然 牧場の求人情報を見て、実は募集が出ないかと待っていたので「今だ！」と思い、Ｕターンすることを決めました。大江ノ郷ヴィレッジがオープンした1カ月後の2016年５月からスタッフに加わりました。

―今のお仕事でやりがいを感じることは何ですか？

　現在は大江ノ郷ヴィレッジのサービススタッフとして、店のオープン準備や接客、商品整理などを担当しています。お客様からの要望でギフト用に商品を組み合わせてご提案した時に、喜んで購入していただけるとうれしいですね。お客様から「おいしかった」と商品の感想をいただいた時もやりがいを感じます。
　ジェラートづくりや新商品の開発にも携わらせてもらっていますが、今後は販売だけでなく製造にもチャレンジしていきたいです。

―Uターンして良かったと感じることはありますか？

　高校時代の友達も結構地元に残っていて、休日や仕事終わりに会えるようになったのでプライベートの時間が充実しました。一人暮らしも楽しかったですが、何かあった時には不安だったので、やっぱり家族がそばにいてくれると安心しますね。
　中学、高校とバスケットボール部に所属していて、今もたまに高校時代の部活仲間と集まってバスケットを楽しんでいます。以前は忙しくてほとんど休みが取れませんでしたが、今は希望すれば連休も取れるので、愛知県にもよく遊びに行っています。これから県内のいろいろなところに出掛けて、鳥取の良さをもっと発見していきたいです。