TURN とっとりワカモノIJUターン情報誌

PROFILE

山陰ヤクルト販売株式会社 辻田 正和さん

PROFILE

大阪府からIターン/入社5年目

山陰ヤクルト販売株式会社 辻田 正和さん Masakazu Tujita

大阪府出身の田さん。大阪の大学を卒業後、大阪本社の食品会社に就職。主に関西エリアで20年ほど食品関係の仕事に携わってきました。2020年に、人間らしい生活を追い求め鳥取県南部町に移住。健康の大切さを商品を通じてお届けできるヤクルトの理念に共感し、現在は山陰ヤクルト販売株式会社米子支社に勤務しています。

STORY

便利すぎる都会暮らしに
抱いた違和感

大阪で生まれ育ち、長年大阪を中心とした関西エリアで働いてきた田さん。電車に乗ればどこにでも行ける、少し歩けばコンビニやスーパーで何でも手に入る、そんな生活にふと違和感を抱くようになりました。仕事で訪れた奈良や和歌山で山や海を見るたびに、定年後は自然に囲まれた場所で過ごしたいと感じていたとか。しかし、一度しかない人生、元気なうちに挑戦してみようと、転職活動も含めた移住に向けて一念発起しました。

辻田 正和さん しごと風景

趣味の大山登山をきっかけに
鳥取移住

田さんの趣味の一つは登山。鳥取県とのご縁は大山でした。10年以上前から毎年大山に登っており、登山前後は近くの旅館やペンションにも宿泊。鳥取の人たちのあたたかさや環境の良さを感じていました。その後、軽い気持ちで出かけた移住相談会で鳥取県のブースが目に留まり、ふるさと鳥取県定住機構が主催する相談会にも参加。大山に近い南部町への移住体験ツアーなどを経て、空き家と仕事を探し、2020年に移住しました。

辻田 正和さん しごと風景2

趣味の大山登山をきっかけに
鳥取移住

田さんの趣味の一つは登山。鳥取県とのご縁は大山でした。10年以上前から毎年大山に登っており、登山前後は近くの旅館やペンションにも宿泊。鳥取の人たちのあたたかさや環境の良さを感じていました。その後、軽い気持ちで出かけた移住相談会で鳥取県のブースが目に留まり、ふるさと鳥取県定住機構が主催する相談会にも参加。大山に近い南部町への移住体験ツアーなどを経て、空き家と仕事を探し、2020年に移住しました。

辻田 正和さん しごと風景3

interview

今の仕事内容、やりがい

今の仕事内容、やりがい

宅配サービス部に所属し、米子支社管内にある7つのセンターに所属する約50名のヤクルトスタッフの育成、サポート業務、マネジメント業務、新規のお客様の開拓などを行っています。自分自身が勉強して得た知識を、スタッフ一人一人に合わせて伝えていかなければなりません。どう声かけすれば良いのか日々試行錯誤しています。その分、一生懸命に話を聞いてもらい、それを現場で実践して、結果に結びつけてくれた時はとても嬉しいです。

鳥取に移住して良かったこと

食が身近になりました。大阪ではお金を出せば何でもすぐ買えましたが、鳥取では生産者が近くにいます。苦労話を聞いたり、田んぼを借りて手植え・手刈りでの米作りをさせてもらったりする中で、農作物を作ることの大変さ、食の大切さ、有難さを実感しました。妻は里山に被害をもたらすイノシシ駆除のために狩猟免許をとったり、農業に必要な蜂を飼う養蜂をはじめたりと、夫婦で自然のサイクルを意識した生活を送るようになりました。

インタビュー 辻田 正和さん

移住の際に不安に感じたこと

収入が激減することに不安を感じていました。給料が減る分どこを削っていくかシミュレーションもしましたが、移住後は想定外のことばかりでした。まず肉、魚、野菜、果物は近所の方からいただくことがあり、購入頻度が減りました。逆に庭掃除のための草刈り機が必須とは思いもよりませんでした。収入は減りましたが、今の生活が苦しいかというとそうでもありません。移住前後で暮らしも、お金に関しての価値観も、簡単には比較できないほど変化しました。

今後の目標

入社5年目になりますが、まだまだわからないことがたくさんあり、毎日が学びの日々です。学ぶ姿勢を持ち続け、いい意味で「何でも屋」になりたいと思っています。何にでも対処でき、会社に何かあった時に一番に任せてもらえるような存在になりたいです。「田がいれば大丈夫」と思ってもらえるようなオールラウンダーになれたら最高です。

辻田 正和さん仕事風景4
ヤクルトサービスカー
辻田 正和さん

MY LIFE IN TOTTORI

私のとっとり暮らし

移住後の平日と休日の過ごし方を
教えてもらいました

平日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
平日と休日の過ごし方の円グラフ 休日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
寿司

「ウルトラウォーキング」に挑戦

移住後に感じたのが、とにかく歩かなくなったということ。外回りの仕事もあるので歩いている方ですが全然足りません。健康のために、休日には家の周りの山や田んぼのあぜ道をウォーキングしています。ただ歩くだけでは面白くないので、去年から「ウルトラウォーキング」にもエントリー。100kmを1日かけて歩くイベントで、これまで岡山と滋賀・琵琶湖の大会に参加しました。今のタイムは28時間ほど。24時間以内が目標です。

SPECIALITY

私のおススメの逸品・場所

「ジビエ」

命を美味しく「ジビエ」

妻が狩猟をしているのでほぼ毎日食べています。我が家の食卓に上る肉は全てジビエ。豚肉、鶏肉の代わりにイノシシ肉が出てきます。煮ても、焼いても美味しいです。

私のイチオシの場所

「お食事処あっちゃん」"

地元で人気!
「お食事処あっちゃん」

空き家を探しに来た時に初めて連れて行ってもらったお店。安い!うまい!ボリューム満点!いつも注文するのは「チキン南蛮」。地元民に愛される南部町の名店です。

COMPANY INTRODUCTION

田さんが働く 「山陰ヤクルト販売株式会社」とは

企業紹介

企業紹介

鳥取県西部と島根県全域を営業エリアとして、地域の皆さまの健康のお役立ち企業を目指し、乳製品乳酸菌飲料、清涼飲料、化粧品のお届けを行っています。社会のデジタル化が進み、人と人とのふれあいが希薄になりつつある現代だからこそ、お客さまのご自宅に直接お届けすることにこだわりと情熱を持っています。

仕事内容(職種)

お客さまとのふれあいを大切に

ヤクルトサービスカー

ご自宅や企業に伺ってお客さまに商品を手渡し、声を直接聞くことができます。商品や自分を通じてお客さまに喜んでいただけることを実感できる仕事は、ヤクルトの一番の強みです。

休日数

ワークライフバランスを実現

休日数

基本的に土日祝日は休みで、年間休日は120日。ワークライフバランスの実現に力を入れており、仕事だけでなくプライベートも充実した生活を送ることができます。

社員教育

充実した研修でキャリアアップ支援

社員教育

人材を資本として捉え、自社研修を多数実施しています。ヤクルトグループが各販売会社に呼びかけて行われる研修も合わせ、部門別や階層別研修が一年を通して充実。社員のキャリアアップを支援します。

残業時間

ほぼ毎日が「ノー残業デー」

残業時間

残業はほとんどありません。部署により多少差はありますが、残業時間は月平均5時間。月に1回「ノー残業デー」を実施し、日頃から定時退社を働きかけています。

人間関係・会社の雰囲気

社内コミュニケーションが活発

人間関係・会社の雰囲気

広報部が定期的に発行する社内報では、新入・中途社員の紹介をはじめ、趣味を深掘りする記事やみんなのお弁当コーナーなどユニークな内容が好評で、社員同士の距離を縮めるのに一役買っています。

女性の活躍度合い

女性活躍推進法に基づく「えるぼし3つ星」に認定

女性の活躍度合い

認定基準となる採用、継続雇用、労働時間等の働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの5項目全てを満たしている企業として、島根県内の卸・小売業で初の「えるぼし」認定を受けました。

「山陰ヤクルト販売株式会社」の紹介

●住所/
島根県出雲市斐川町荘原3946
●創業年/
1966年
●業種/
卸売業・小売業
●求人職種/
総合職
●休日・休暇/
土日祝、夏季・年末年始休暇
●平均年齢/
44歳