TURN とっとりワカモノIJUターン情報誌

PROFILE

加登脇建設株式会社加登脇 慎一さん

PROFILE

大阪府からUターン/入社8年

加登脇建設株式会社 加登脇 慎一さん Shinichi Kadowaki

鳥取県琴浦町出身の加登脇さん。倉吉市内の高校を卒業後、大阪の大学で建築学を専攻。大学卒業後は大阪の建築会社に6年間、設計事務所に2年間勤務。土木・建築・設計・営業・経営と一通り経験。2017年にUターンし、祖父が創業した加登脇建設株式会社に入社。妻と3人の子ども(小1、小4、小6)の5人家族。

STORY

きっかけは母親の入院
実家と地元に恩返しがしたい

もともと50~60代で地元に帰ろうと考えていたという加登脇さん。30歳という若さでUターンしたきっかけは、母親の入院でした。久しぶりに会う両親の年老いた姿と実家や会社の状況を聞く中で、鳥取へ帰る事を考え始めました。当時、大きなプロジェクトを任されるなど仕事は充実しており、まだ関西を拠点に全国で仕事をしたい気持ちもありましたが、これまで経験したものを少しでも地元で生かせないかと思い、Uターンを決意しました。

加登脇建設株式会社加登脇 慎一さん

通勤時間が大幅に短縮!
家族時間・睡眠時間がとれるように

当時は移住に関する情報が少なく、賃貸物件を調べるのに一苦労。まずは実家で暮らし、一年後、会社から5分の場所に自宅を建設しました。自宅と会社が近くなり、夜は家族で食卓を囲み、子ども達の寝かしつけもできるように。大阪では朝早くから新幹線や飛行機で移動し、終電で帰宅するという多忙な日々だったので、移住後、家族との時間、自分の睡眠時間が確保できるようになったのが一番の変化。ゆとりを持って仕事に取り組めています。

通勤時間が大幅に短縮!家族時間・睡眠時間がとれるように

通勤時間が大幅に短縮!
家族時間・睡眠時間がとれるように

当時は移住に関する情報が少なく、賃貸物件を調べるのに一苦労。まずは実家で暮らし、一年後、会社から5分の場所に自宅を建設しました。自宅と会社が近くなり、夜は家族で食卓を囲み、子ども達の寝かしつけもできるように。大阪では朝早くから新幹線や飛行機で移動し、終電で帰宅するという多忙な日々だったので、移住後、家族との時間、自分の睡眠時間が確保できるようになったのが一番の変化。ゆとりを持って仕事に取り組めています。

通勤時間が大幅に短縮!家族時間・睡眠時間がとれるように

interview

今の仕事内容、やりがい

今の仕事内容、やりがい

今は専務取締役として、経営や社内情報管理、工事現場管理のほか、設計デザインまで行った上でお客様との打ち合わせなどもしています。建設業は、5年後、10年後と、お客様の将来を見越しながら一緒にものづくりをしていくところが面白いです。着工してから完成まで多くのストーリーがあり、多くの困難を解決していきながら完成したときの達成感は何事にも代えがたく、そこが建設業ならではの醍醐味だと思います。

鳥取に移住して困った事

大阪にいた頃より、通販で購入した商品が届くのに日数がかかります。特に工具関係は都会では忘れたり壊れたりした場合でもすぐに手に入りますが、鳥取は店舗数も少ないので、当日不具合があるととても困ります。また、鳥取ではほぼ車移動で、歩くことが減り、座って作業をする機会も多いため、腰痛になりました。大阪では電車での移動中も仕事ができていたので、移動中に仕事ができないことに慣れるのにも時間がかかりました。

加登脇 慎一さん

鳥取で暮らして良かった事

自然が豊かで、ゆっくりできます。休日は家族でよく出かけますが、大山や三徳山への登山、浦富海岸での海水浴など、全国有数の大自然を近場で満喫できます。また、ゴルフ場が近く、利用料も安いため、ゴルフをする機会も増えました。山や海の食材も豊富。牛肉・豚肉・鶏肉はブランドがあり、海産物も新鮮な食材がすぐに手に入るので、素材を生かした料理がとても美味しいと感じています。

今後の目標

これまでも自分自身や社員の経験になると思い、さまざまな現場の仕事を請けてきましたが、今後さらに広い視野を持ち、鳥取県内はもちろん、県外・海外の方の困り事を解決して、新しい仕事をしてみたいです。まずは、日々の仕事を全力で取り組み、お客様の要望に今以上に応えていく。「鳥取で仕事を任せるなら加登脇さん」と言われるように、会社の認知度を上げて、頼りにされる仕事ができるよう精進したいと思っています。

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加登脇建設株式会社加登脇 慎一さん

MY LIFE IN TOTTORI

私のとっとり暮らし

移住後の平日と休日の過ごし方を
教えてもらいました

平日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
平日と休日の過ごし方の円グラフ 休日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
家族写真

公園&プールめぐり

近くに公園などの施設が充実しているので、子どもを連れてよく遊びに行きます。「赤碕ふれあい広場」は、地元では「タコ公園」の愛称で親しまれていて、子どもたちも大好き。また、長い滑り台がある「レークサイド大栄」のほか、「倉吉市営温水プール」「ゆアシス東郷龍鳳閣」は一年中プールが楽しめます。私も妻も身体を動かすのが好きなので、ダイエットがてら子どもと一緒に楽しんでいます。

SPECIALITY

私のおススメの逸品

山陰を代表する夏の味覚!白いか

山陰を代表する夏の味覚!白いか

Uターンして、白いかの美味しさをあらためて実感!お刺身をはじめ、どんな料理にしても美味しく、調理が簡単なのもうれしい。職場の釣り好きスタッフからもらうことも多い。

私のイチオシの場所

牛骨ラーメン

全国的にも珍しい!牛骨ラーメン

幼い頃から馴れ親しんだラーメン。大阪に出てはじめて牛骨で取ったスープは珍しいと知り、いつの間にか「牛骨ラーメン」と呼ばれ名物に。何か軽く食べたいという時におすすめ!

COMPANY INTRODUCTION

加登脇さんが働く「加登脇建設株式会社」とは

企業紹介

1962年の創業以来、「地域のみなさまに愛され頼りにされる企業をめざす」を企業理念におき、土木・建築・管工事の施工(現場監理)管理、建物の設計~デザインを行っています。諸官庁工事(鳥取県~市町村)、民間工事までお客様のご要望・お困り事にお応えできるようサポートしています。

人間関係・会社の雰囲気

何でも相談できる、風通しの良い職場

仕事風景

日常的に、社員同士・社員と経営者の会話があり、風通しの良い職場です。また、外部の専門家(キャリアコンサルタント等)に定期的に社員面談を行ってもらうなど、より働きやすい職場づくりにも努めています。

企業実績

多様な現場で経験を積める

橋の建設

県外や同業者からの依頼も多く、年間を通して工事依頼が途絶えない会社です。公共工事から民間工事まで、大企業から個人のお客様まで、多様な現場を経験しながらのスキルアップが可能です。

残業時間

残業が少なく、プライベートと両立可能

家族写真

残業がほとんどなく、任された仕事に問題なければ定時で帰ることができます。また、有給休暇や代休も取得しやすく、自分の時間を確保できるほか、育児や介護などのライフステージの変化にも柔軟に対応しています。

仕事内容

さまざまな職種を経験できる

仕事風景

建築スタッフが土木工事を担当したり、管工事技術者が建築を経験したりすることもあります。一つの仕事を違った視線から見つめることで新たな発見があったり、他の工種の人の気持ちが分かったりします。

離職率

離職率が低く、人材が揃っている

仕事風景 測量

社員一人一人を大切にする社風から、離職率が低いのもポイントです。社内定着度が高く、新卒からこの道30年以上のベテランまで幅広い年齢層の社員が揃っているため、段階的にスキルアップが可能です。

経営者の考え・ビジョン

人と地域の未来をつくる

経営者の考え・ビジョン

経営者は常に3~10年先を見越して工事を受注しています。そのため、若手技術者や作業員が5年後、10年後に成長して育つ未来を見越して現在の仕事を受注する事もあり、将来性がある企業です。

「加登脇建設株式会社」の紹介

●住所/
鳥取県東伯郡琴浦町徳万362番地
●創業年/
1962年
●業種/
総合建設業
●求人職種/
現場管理、設計営業、土木作業員
●休日・休暇/
土・日・祝 年間100日
●平均年齢/
42歳