南部町出身。大学卒業後、大手アパレルメーカーに入社。全国転勤で神奈川や大阪を経て、2016年にUターン。子育てと仕事に奮闘する傍ら、地方創生・地域活性化に携わりたいと模索する中で、現在の師と仰ぐ人物と出会い、1年間の研修を経て2021年に就農。「毎年夏には熱中症になるけれど、それが苦ではなく楽しい!」と言えるほど、イチゴ専業農家の暮らしを満喫している。
みなさんと同じ意見になってしまいますが、やはり食べ物がおいしい!都会で暮らしていたとき、特に魚などはスーパーで買う気にはなれませんでしたね。
夏場の収穫はありませんが、加工品として作っておいたシロップを使って師匠と一緒に夏祭りでかき氷屋さんを出店。“いちごみるく”などとても評判が良くてそれも励みになっています。
南部町は川沿いに5km以上も続く桜並木が有名。春になると我が家の縁側に座ってお花見をします。地元に居たら当たり前の光景ですが、それがとても豊かで贅沢なことなんだと実感しています。
ひと粒ひと粒と向き合い、質にこだわって育てた美味しいイチゴを、全国の消費者の皆さんにできる限り安定的にお届けすることが今後の目標です。 プライベートでは、地元中学の外部指導員をしていますが、学生時代から続けているバスケットボールを選手としても楽しみたい!バリバリの競技としてではなく気軽なクラブチームに入って楽しみたいですね。
静かに住もうと思えば住めますし、周囲の人々と関わって賑やかに住もうと思えば住めます。都会暮らしとは価値観が変わりお金がかかる物欲はあまりなくなりましたね。だからといって質素というのではなく、やりたいことはできる!という、自由を手に入れられたような感覚です。
鳥取県の西部に位置し、2015年には環境省が選定した「生物多様性保全上重要な里地里山500選」に選ばれた他、「大国主命の再生復活神話」の舞台にもなった歴史ロマンとオオサンショウウオが生息する豊かでのどかなまち。近年では特産の果樹などを使用したジェラートショップや温泉複合施設もオープンするなど観光拠点の整備も進んでいます。
海にも山にも町にも近い里山の豊かな自然は、子育てに適した環境といえます。そして、年齢を超えた交流の場「キナルなんぶ」や、広域的集客施設「とっとり花回廊」などの観光施設が充実する他、一年中実り多いフルーツの里でもあります。南部町市山にある「engano富有」にはジェラード店「ジェラテリア pa cherry b.」が隣接し、山根さんが作るイチゴのジャム等が購入できます。
移住体験ができる施設「えん処 米や」を用意しています。その他、移住体験だけでなく、まちづくり会社による学校等への案内や、就労相談にも対応しています。さらに、南部町の移住支援制度では、引越し費用の一部助成や、民間賃貸住宅に入居された場合の家賃一部助成があり、新たに住宅を取得された場合には3年間の固定資産税相当額の交付が受けられる制度なども充実しています。
田舎の魅力を楽しめる方、地域での生活に溶け込める方を歓迎します。そして農業を希望される方については、厳しい農業環境を理解されたうえで就農に対する覚悟がある方が移住に向いていると考えます。疑問や不安など様々あるでしょう。どんなことでも気軽にご相談ください。