米子市の高校を卒業後、京都の芸術系大学に進学し、立体造形を学ぶ。卒業後は、京都、東京、長野、ニュージーランドなどで芸術作家としてイベント開催や和紙作りなどに取り組み、同時にさまざまな職業を経験する。京都で創作活動をしていた時、地方創生に興味を持ち、三朝町の地域おこし協力隊として鳥取県にUターン。現在は兵庫県出身の妻と2人暮らし。
協力隊の活動が楽しく没頭しがちなのですが、時間がある時は趣味のDIYをしています。妻の仕事机を製作したところ、なかなかの出来栄えだったので、今は自分用の机に取りかかっています。
移住前は、職場の方とのコミュニケーションがほとんどでした。今は仕事柄、地域と向き合う活動をしているので、さまざまな人と出会えることが楽しいです。
鳥取は、「夏はちゃんと暑くて、冬はしっかり雪が降る」といった、日本の四季を感じる暮らしが出来、心地良いです。また、山・川・海が身近にあり、地域の歴史や文化が伝わっていることは貴重だと感じています。
仕事面では、協力隊としての活動にこれからも日々挑戦し「当たり前のことを当たり前にする」ことを目指していきたいです。プライベートでは、家族や友人との時間を大切にしながら、作品作りもしていきたいと思っています。移住後、人生で初めて車を購入したので、快適な車内空間になるよう内装をカスタムしたいと考えています。
移住を検討する際に、京都若者サポートステーションや、ふるさと鳥取県定住機構に相談し、いろいろなアイデアやアドバイスをいただきました。また、フィーリングやきっかけもとても大切だと思います。「思い立ったが吉日」と思い、行動を起こしてみてください。
三朝町は鳥取県中部に位置し、人口は約6000人。世界屈指のラドン含有量を誇る「三朝温泉」をはじめ、鳥取県唯一の国宝建造物「三徳山投入堂」などの観光資源に恵まれており、日本遺産第一号に認定されました。緑豊かな環境で安心して子育てができる町づくりを進め、結婚、出産を機に移住する人や、住宅取得者への補助金制度などを整備しています。
三朝町では過去に4名の地域おこし協力隊が赴任し、現在も2名の隊員が活動中です。過去の主なミッションは、観光業や農業の振興で、具体的には、三朝温泉開湯850年イベントの企画・運営や、農産物の販路拡大などです。過去の協力隊員は、3年間の任期を終えた今も、例えば観光協会で活躍するなどして何らかの形で三朝町に関わりを持ち続けています。
日本遺産にも認定されている三朝温泉には湯治客も多く、その泉質に惚れ込んで移住する人もいるほどです。また町の9割が山林であり、美しい緑に囲まれ、豊かな生態系を残しています。名勝の小鹿渓や、美しい棚田の風景など、日常の中で多くの美しい自然に触れることができる町です。
三朝町は豊かな自然を残しつつ、近隣の市町村へのアクセスもしやすい町です。冬は雪が多く、自家用車は必須ですが、温泉もあり暮らしやすいと思います。一緒に三朝町を盛り上げてくれる方を、お待ちしています!