人口最少県の
可能性を感じてUターン
大学院では都市デザイン研究室に所属し、まちづくりにおけるお金について研究していました。人口減少社会に突入し、これからのまちづくりは公共主導でなく民間資金を活用していくことになると学んでいたので、全国で一番人口が少ない鳥取県は最先端だと思ったんです。地域課題が多く、活躍の場もあるのではないかと。そこで、金融からまちづくりにアプローチしていこうと、鳥取銀行に入行しました。
銀行員をしつつ、
まちづくり会社を設立
まちづくりに関わるようになったのは、2015年、鳥取市が開催したリノベーションスクールに参加したことがきっかけです。遊休不動産を活用した事業案をチームで考えるというもので、鳥取大丸の屋上を芝生化する新しい使い方を提案。それを機に仲間たちとまちづくり会社まるにわを立ち上げました。副業をはじめて多様な人と出会う機会が増え、視野が広がり、本業におけるビジネススキルも上がっている実感があります。