鳥取県で生まれ育った辻󠄀中さん。米子工業高等専門学校の専攻科課程を修了し、学士の学位を取得。卒業後は神奈川県の会社で研究技術者として勤める。3年後、元々興味のあった音楽関係の職に就くため、琴浦町にUターン。その後自身の経験を活かしてまちを元気にしようと琴浦町役場に転職。現在は琴浦町役場で企画政策課に所属し、琴浦町に移住を希望されている方へサポート業務などを行っている。
健康的な生活を取り戻すことができました!
神奈川県で働いていた頃は、朝起きて職場に向かい、仕事をこなし、帰宅し、就寝する、という単調な日々を繰り返していました。また、毎日の食事もレトルト食品やカップ麺で済ませる事が多く、不規則な生活のせいで体が常にだるかったことを覚えています。Uターン後は、結婚したこともあり、仕事が早く終わった日は妻と一緒に食事を作って楽しみ、健康的な生活を送っています。
ショッピングよりも「体験」することに時間を使うようになりました!
移住前の休日の過ごし方は、ショッピングでした。都会にはいろいろなお店があり楽しかったのですが、どこに行っても人混みや渋滞に巻き込まれ、逆に疲れてしまったこともありました。移住後の休日は、キャンプなどのアウトドアをすることが多くなりました。仕事終わりにも、友人と釣りやサウナに出かけるなど「体験」に費やす時間が増えたと思います。
辻󠄀中さん・先輩社員インタビュー公開中
若手職員の自主性を尊重してくれる
風通しの良い職場です!
自分のような若手の意見でも否定せずに、しっかりと聞き入れてくれる点がすごくいいところだと感じます。新しいプロジェクトを企画した際に上司に相談すると、「自分たちでよく考えて決定したことであればどんどん進めていいよ!」と背中を押してくれます。一般的には縦割になりがちな職業だと思われますが、琴浦町役場では若手職員の意見を大切にしてくれるので、何でもチャレンジしよう!という気持ちになります。
今まで“あたりまえ”だったことが
“特別”なことだった!!
地元を離れる前は「鳥取には何もない」と思っており、都会への憧れが強くありました。しかし、いざ都会で暮らしてみると今まで当たり前にあった海や山が遠い存在になってしまい、心にぽっかりと穴があいたような感覚になりました。自分の好きなタイミングでいつでも海や山に気軽に行ける環境が、自分にとって無くてはならない大切なものだったということに気づくことが出来ました。
支援制度のおかげで
トラブルなく無事にUターンできました!
都会での暮らしに窮屈さを感じ始めたことがきっかけでUターンを検討し始め、まずは仕事を探そうと、ふるさと鳥取県定住機構の「とっとり仕事定住人材バンクシステム」に登録しました。就職コーディネーターの方と相談する中で音楽制作の仕事を見つけ、Uターンを決意。併せて、支援制度などの情報を集め、問題なく地元に戻ることができました。その後、自身の経験を活かして生まれ育ったまちを元気にしようと琴浦町役場に入職しました。
Uターン経験者だからこそ伝えたい事がある!
琴浦町を変えます!
海や山に囲まれた豊かな環境は鳥取県の強みです。その楽しみ方を知っているかどうかで、暮らしの充実度も変わってくると思います。なので、将来的に移住定住の担当から外れたとしても、Uターン経験者という強みを活かし、移住を考える人たちにさまざまな情報を提供していきたいと考えています。また、若手projectチームの運営を通し、5年後10年後に「あの頃から琴浦町変わったよね!すごく良くなったよね!」と言っていただけるように頑張っていきたいです。
琴浦町が住みたい田舎ベストランキングでW部門受賞!!
宝島社「田舎暮らしの本」2022年2月号掲載のランキングで、琴浦町が<若者・単身世帯が住みたいまち>と<子育て世代が住みたいまち>部門で全国2位(人口1万人以上3万人未満のまち)に選ばれました。琴浦町役場の移住定住の担当者として、自身のUターン経験で得た知見を活かし、行政事業の見直しや点検を行い、官民一体で取り組んでいる町の創生プロジェクト「惑星コトウラ」をシティプロモーションしたことが多くの移住希望者の関心を呼び、この結果に繋がったと実感しています。
今までの経験や知識を活かして企画を立案!
琴浦町を盛り上げます!
企画政策課の仕事としては、IJUターン促進や関係人口の創出に関わる仕事をしながら、課をまたいだ若手職員たちで立ち上げたprojectチームの運営にも携わっています。2021年は琴浦町の本格的なフィンランドサウナ「Nature Sauna」が誕生1周年ということで、フィンランド大使館の方々をお招きして、文化交流イベント「惑星コトウラフェス」を開催しました。
学生時代からの趣味だった音楽を続けています!
休みの日はキャンプや釣りなどアウトドアに出かけることも多いのですが、もう一つの趣味に音楽があります。幼少期からピアノを習っており、学生時代にはベースを始め、バンド活動もしていました。今では演奏をするだけでなく、パソコンで他の楽器のトラックを編集して、BGMなども作りながら、音楽を楽しんでいます。
琴浦町の紹介
大山のすそ野に広がる町、琴浦町。山もあり海もあり、小さな町なのに全部が揃っている。その様子を表す「惑星コトウラ」をキャッチコピーにPRしています。また、充実した子育て、教育環境、住民サークル「ポレポレな暮らし」の皆さんをはじめ、行政だけでなく町民も一緒に、町外からの移住者を支援していることが特徴です。
役場のおすすめポイント
琴浦町役場は若い職員がいきいきと活躍ができる風通しの良い環境です。課の垣根を超えて活動計画を立て、事業を実施しています。
地方公共団体が抱える課題は広く、深いものが多いですが、そういった環境で何事にも意欲的に取り組み、自身の成長につなげられるような人材を求めています。
琴浦町役場
プロフィール
- ■住所/鳥取県東伯郡琴浦町大字徳万591-2
- ■業種/地方自治体
- ■求人職種/地方公務員
- ■休日・休暇/週休2日制
- ■平均年齢/40歳
- ■HP/https://www.town.kotoura.tottori.jp