いつかは地元で働きたいと思っていたこともあり、妻の体調面や子育て環境を考えUターンを決意。地域に根ざし、高度な技術を持つ美保テクノス㈱で自分の経験を役立てたいと入社しました。
前職では広島県、岡山県、熊本県、神奈川県の病院や工場、高層ビル等の現場で、施工管理の仕事をしていました。現在は現場の経験も生かしながら、大学院で学んだ建築設計の仕事をしています。3次元CADを使ってお客さまに立体の完成予想を提示し、期待以上の物を提案でき喜んでいただけた時は本当にうれしいですね。
身近に海や山があり、私自身はスズキを狙って美保関に夜釣りに出かけることも。子どもたちも自然に囲まれてのびのび育っています。夏は自宅近くの皆生温泉街で毎日花火が上がるのも、家族の楽しみです。
妻の実家も近く、双方の両親から子育てのサポートをしてもらえるので大変助かっています。保育園にも入り、妻も仕事を始めることができました。毎朝園まで送るなど、私も日常的に子どもと関われるようになり、家族が笑顔で毎日が充実しています。
地元企業の情報もなく、同じような仕事があるのか、また収入面も不安でした。ふるさと鳥取県定住機構に相談をしたところ、複数の企業を選択肢として提示してもらい、的確な助言もいただけました。最初に胸の内を包み隠さず相談したことで、転職まで非常にスムーズでした。
朝6時に家を出て電車と徒歩で1時間かかっていた通勤時間が、現在は8時前に家を出て、車でたった15分に。家族との時間が増え、コストなども格段に安くなりました。
今年創業60周年を迎える総合建設業者として地元からの信頼も厚く、それに応えるべく「夢、まち、人づくり」をスローガンに地域貢献にも力を入れてきました。建設業以外にも介護やIT事業などに進出し、現在は14のグループ企業を抱えています。
当社は建設分野での情報化に力を入れていて、鳥取県では他に先駆けて3次元CADを導入し、情報系技術者も積極的に採用しています。今後もICT施工技術(情報化施工)による生産性向上を積極的に推進し、ICT搭載の自動運転の重機も取り入れていく予定です。
建設業だけでなく、介護やITなど幅広く展開していますので、ご自身にマッチした業種や職種が必ず見つかると思います。女性社員も設計やIT分野などで活躍していて、今後も積極的に採用していく方針です。
執行役員 業務部統括部長
坂本 浩幸さん
北野さんはやりたいことが非常に明確で、大手ゼネコンでの施工管理というこれまでのキャリアに合った仕事を紹介しました。北野さんはUターン直前まで前職での仕事が多忙を極めていましたが、美保テクノスはレスポンスが早く、内定まで非常にスピーディーでした。個人のやりたいことと企業の求める人材がぴったりマッチした好例だと思います。