鳥取で働いてみて

自分の技術を生かして、地域の暮らしを支えたいと思いました。

　一度は県外に出ておこうと福岡県で就職しましたが、定年前の両親のことが気にかかりＵターンを決意。幅広い分野で使われるガスを扱う山陰酸素工業㈱で、地域の暮らしと産業を支えたいと、入社しました。

　担当はガスを供給する設備の設計・施工です。施工現場では事故や品質不良が起きないように細心の注意を払い、無事に工事が終わってお客様から感謝された時はやりがいを感じますね。現在は会社のバックアップを受けて、高圧ガス関連の資格取得に向けて勉強中です。

　学生時代は軽音楽部でドラムを演奏していましたが、福岡では個人的に楽しむだけでした。地元に帰ってきて、昔の仲間と連絡を取り合い、また一緒に音楽活動しようと話しています。

　今は時間も空間もゆったりと暮らせています。休日に友達とバーベキューしたり、会社の同僚と大好きな大山Ｇビールを飲みに行ったり、自宅でカニ鍋を味わったり。家族や友人が近くにいるので安心です。帰ってきて本当に良かったです。

　ふるさと鳥取県定住機構に連絡して、希望の職種などを伝えることから始めました。同じ技術職といってもそれぞれの分野でやり方は異なるので、「また一からのスタート」という気持ちで再就職。最初は専門用語の意味も分かりませんでしたが、先輩や上司にサポートしてもらい、今につながっています。

　残業が少なくなったので、仕事帰りにジムに行って走ったり、友達のバーに寄ったりと、プライベートな時間を楽しめるようになりました。

山陰酸素グループは、エネルギー・自動車・食品など12社２組合で構成され、総合力で地域に貢献しています。中でも山陰酸素は、グループのリーディングカンパニーとして、地域の「豊かで輝く未来」のために、お客様の信頼に応え続けています。

経済産業省の「地域未来牽引企業」に選ばれ、地域経済の成長の核として期待される企業と認められました。3日連続で有給休暇を取得するよう推奨しており、男女問わず長期間の育児休業の取得実績があるなど、働きやすい環境を整えています。

「鳥取が好き」という気持ちをベースに持ちながら、広く外に向けて技術や情報を発信する、チャレンジ精神にあふれた方を求めています。
管理本部　総務部　人事グループ　グループ長
岩佐　直弘さん