鳥取県生活協同組合
東部支所 地域担当
SHOUJI Kouhei
東伯郡北栄町出身。高校卒業後、鳥取県内の会社で2年間営業職を経験。20歳から大阪府内の生活協同組合の委託会社に約8年間勤務。組合員への商品配送を担当し、人材育成にも携わる。結婚を機に、子育てに適した環境であり、夫婦の地元でもある鳥取県で子育てをしたいと2017年6月にUターン。現在は鳥取市内で妻と、昨年生まれたばかりの息子と3人暮らし。
鳥取県は子育て支援や医療サービスが充実していると感じます。出産費用が出産育児一時金を上回ることは稀ですし、ハートフル駐車場の多さには驚きました。小児の医療費助成も18歳まで受けられ、安心して子育てできる環境が整っています。
前職に引き続き、地域担当者として担当する組合員さんへ毎週決まった時間に商品を配達しています。体を動かすことや人との交流が好きな自分にとって、日々全力を尽くせる仕事です。組合員さんとの交流を通じて成長させていただきながら、一緒に地元を盛り上げていきたいです。今後は新人の育成にも携わり、社会人として手本となる人間を目指しています。
組合員さんに毎週商品をお届けする中で、地域や暮らしに貢献するために何ができるかを日々考えて行動しています。困っていることを言い出せない人が多いので、信頼して相談していただいた時は嬉しいですね。「助かった」「ありがとう」などの声は地域や組合員さんへの貢献を実感します。
Uターン前と比べて朝晩の通勤時間が減り、帰宅時間も早くなったので、平日でも時間に余裕が生まれました。身近に豊かな自然があり、ストレスも減って、空気も良く食べ物も美味しいので体重も増えてしまいました(笑)。昨年息子が生まれたばかりなので、イクメンを目指してプライベートの時間は育児に参加するようにしています。
小中学校でサッカー、高校でレスリングと陸上を経験し、今も体を動かすことが大好きです。今年から鳥取市内のサッカーチームに入り、ディフェンダーを任されています。アウトドアも好きなので、今年の夏は何度もバーベキューをしていました。子どもがもう少し大きくなったら、一緒に海や山に出かけたいですね。
Q.Uターンするきっかけは?
A.妻も鳥取県の出身なので、妻の実家近くで子育てをするほうが安心だと思いUターンしました。
Q.Uターンで苦労したことは?
A.長く続けられる仕事をしたい、できればUターン後も生協で働きたいと思っていたので、求人があるか心配でした。
Q.Uターンして良かったことは?
A.自然が豊かで人も優しいですし、子育て支援が充実しているので安心して子どもを育てることができます。
最初は仕事があるのか不安でしたが、ふるさと鳥取県定住機構のコーディネーターに「Uターン後も鳥取の生協で働きたい」とお話ししたところ、すぐに希望の仕事を紹介していただき、移住までとてもスムーズでした。
彼は、前職での経験を生かして即戦力として活躍してくれています。今はチームリーダーに準ずる立場にあり、積極的に意見を発言してくれるので他の職員の良い刺激になっています。常に仕事に一生懸命で、配達先の組合員さんからの信頼も厚いです。
庄子さんが働く職場
鳥取県生活協同組合 東部支所
来年に設立70年を迎える当組合は、鳥取県全域をエリアとして、消費者の立場にたった安全安心な食品等の供給事業を中心に、共済事業、配食事業、平和を求め暮らしを助け合う事業活動や組織活動などを行っています。組合員は約6万人。暮らしの中で生まれるさまざまな「ねがい」の実現のため、消費者一人ひとりが協力してつくり、運営する組織です。
現在、中・四国の地域生協では事業連合を組織しており、職員のネットワーク構築のための新人研修を開催しています。また年1回の職員交流会を行い、職員同士の仲が良いのが特長です。県内全域や県外への異動もありますが、単身赴任の場合は住宅補助を全額支給。男性の育児休業取得者も多い。
庄子さんは相談当初から、生協に的を絞って仕事を探されていました。明確な意志と熱意を持っていらっしゃったので鳥取県生活協同組合への紹介もスムーズに進み、相談から転職・移住までが非常に円滑に運んだ好事例と言えます。移住を検討する際、仕事があるか不安かもしれませんが、ある程度焦点を絞って仕事を探すこともポイントですよ!