未来に種を蒔く 「とっとり農企業」

未来に種を蒔く 「とっとり農企業」

有限会社 田中農場

「独自の土づくりを土台にしたこだわりの米づくり。

有限会社 田中農場〈八頭町〉

農家から借り受けた農地でも、生命力のある土づくりに最低4〜5年はかかるそうです。
養分のバランスがとれた土からは、おいしい旬の野菜が収穫されています。

“山陰一の規模”を誇る水田

豊かな自然が残る鳥取県八頭町。「田中農場」は、八頭町内の農家の方々から農地を預かって農業を行っています。
 その歩みは1980(昭和55)年、代表取締役の田中正保さんほか2名のスタッフで約13ヘクタールからスタート。以後、農地を借したいという農家が年々増え、その事業規模を拡大。1996(平成8)年には有限会社田中農場として法人登記されました。現在では210戸から約100ヘクタールの農地を借り受け、20名のスタッフで「こしひかり」などの米を作付けしておられます。これだけの規模の水田は山陰一、中四国でもトップクラスを誇るそうです。
 また、田中農場のこだわりは土づくり。化学肥料は使用せず、自社でつくった牛糞完熟堆肥などの有機物を使用した作物の栽培に取り組み、2006(平成21)年には県からエコファーマー*として認定されました。

昭和57年、北海道に次いで鳥取県に初めて導入された
フォード社製の巨大トラクターは今でも現役。秋には新米の刈り入れに大活躍しています。

こだわりの作物を活かして

田中農場の米は宅配による直接販売のほか、東京を中心とする関東のレストランやスーパーマーケットでも販売され、おいしく安心して食べられると人気を呼んでいるほか、数社の酒造メーカーから委託を受けて純米酒などの原料となる酒米「山田錦」も作付けされています。
 また、黒豆や大豆などの豆類も作付けされており、豆類は直接販売のほか、昔ながらの製法や、こだわりをもつ商品を製造する食品加工メーカーなどで、味噌、きな粉、黒豆茶などの製品に加工されています。
 さらに6年前から白ねぎも育てられ、今年は収穫した白ねぎを発酵・熟成させた調味料「白ねぎ酢」「白ねぎぽん酢」「白ねぎらっきょう酢」を広島の醸造所とともに開発するなど、新たな商品開発にも取り組んでおられます。

手間をかける農業で雇用を生む

「農業は合理化もひとつのやり方ですが、一方で手間暇をかけて作物を育てるのもひとつのやり方。手をかける農業によって雇用も生まれてきます」と田中さん。
 今後は、米の作付けを中心に農地をさらに拡大していくとともに、野菜を栽培するなど新たな雇用創出も計画中です。自然を相手とする農業には辛抱や忍耐が必要なため、田中農場では雇用に際し、遅刻をしないなど生活の基本がきちんとできている人材を求めています。
 農作業は厳しくても、大地とふれあい、作物の成長を見守り、収穫のときを迎える。そこには何事にも代え難い喜びがあるに違いありません。
*「持続性の高い農業生産方式の導入促進に関する法律」に基づいて県が認定する「環境にやさしい農業生産を行う農業者」

鍋物によく合う「白ねぎ酢」シリーズの製品は、
広島の歴史ある醸造所で化学調味料を一切使用することなく丁寧に作られています。
田中農場で収穫された酒米で醸造された日本酒の数々。
鳥取県智頭町の酒蔵、諏訪酒造からは「田中農場」という地酒が販売され、高い評価を受けています。
アドレス 有限会社 田中農場〈八頭町〉

有限会社 田中農場

鳥取県八頭郡八頭町下坂442
電話番号 0858-72-2826
FAX番号 0858-72-2827
WEBサイト http://www.hal.ne.jp/umaimon

IJUターン者採用について

採用情報については、随時ホームページに掲載いたします。

IJUターン希望者へのメッセージ田中 正保さん

代表取締役
田中 正保さん

鳥取県八頭町生まれ。高校卒業後、埼玉県の養豚牧場に研修生として入社。一年後、八頭町にUターンし19歳で農業の道へ。夕食で自らが育てた酒米で醸造された日本酒と漬物、鳥取のおいしい魚で晩酌するのが楽しみ。趣味は酒の飲みくらべ、囲碁。



動画が表示されていない方はFlash Playerをインストールしてください

先輩からのメッセージ 片岡 直哉さん

片岡 直哉さん

高校を卒業してから会社勤めをしましたが、農業をやりたくて10年前に入社しました。米づくりの担当で収穫のときはすごく嬉しいです。米は生育の管理が大変ですが、栽培方法をもっと極めたいと思っています。

ページのトップへ