妻のお父さんの実家で
「田舎暮らし」を始めました。

 京都府北部の田舎出身で、いつかは「また田舎で暮らしたい」と思っていました。結婚を考えていた頃、妻のお父さんから「湯梨浜町の実家が空いているので住まないか」と提案があり、妻と2人でIターンしました。

これまで経験してきたことを
若い子に伝えていきたいです。

 お店ではホールサービススタッフを担当していますが、ドリンクを作ったり厨房の作業も手伝っています。自分より若いスタッフが多く、積極的な姿勢にいい刺激をもらっています。接客の仕方など自分が培ってきたことを若い子たちに伝えて、会社のためになるような仕事をしていきたいです。

近所付き合いができる環境がうれしい。
すっかり地域に溶け込んでいます。

 大阪では近所付き合いをしないのが当たり前。そういう生活は自分に合ってないと感じていましたが、湯梨浜町では周囲の皆さんが気にかけてくださって、小さな酒屋で一緒にお酒を飲んだり、野菜をもらったりと、近所付き合いを楽しんでいます。

時間に余裕が持てるようになりました。
いずれは畑もしたいです。

 大阪にいた頃はひたすら働いて余裕がありませんでしたが、今はゆっくり考える時間が持てるようになり、休日には趣味の映画鑑賞や読書にふけるなど充実しています。いずれは畑で野菜づくりもしていきたいです。

 仕事があるか心配でしたが、ふるさと鳥取県定住機構のとっとり仕事・定住人材バンクシステムに登録して情報をもらったり履歴書を添削してもらい、大阪で経験してきたことが発揮できる職場に出会えました。移住後は積極的に近所付き合いすることをオススメします。人柄のよい土地なので、みんな親切にしてくださいます。

 家に野菜や花を届けてもらったり、食事に招いてもらったり。近所のおっちゃんたちとはすっかり飲み仲間で、地域のことをいろいろ教えてもらっています。