私の職場と入社のきっかけ

 皆生温泉観光㈱は温泉供給会社としてスタートし、現在は皆生温泉地内約50カ所に温泉を供給しています。2000年には公衆浴場のおーゆ・ランドとおーゆ・ホテルを開業し、県内外からの幅広いお客様にご利用いただいています。源泉を資源として守り、さまざまな分野で活用して地域の発展に寄与しています。
 私は、高校卒業後に広島県に進学しましたが、就職は地元ですると決めていました。おーゆ・ランドは、幼い頃に家族とよく利用していて、スタッフの皆さんがとても親しみやすく、温かい雰囲気があって大好きな場所でした。地元での就職を考えた時に、ここで働きたいと強く思い、ふるさと鳥取県定住機構のコーディネーターの支援もあって入社することができました。

英語を身につけて対応力を高めたいです

 浴場フロントから始まり、ホテルフロントや食堂などを経験後、現在はまた浴場フロントを担当しています。週末はたくさんの人でにぎわうので最初は戸惑うことも多かったですが、尊敬できる先輩方に恵まれ、頑張ることができています。
 お客様を笑顔でお迎えすることと、初めて来た方にもくつろいでもらえるよう、利用方法を分かりやすく説明することをいつも心掛けています。お客様に顔と名前を覚えてもらったり、「ありがとう」と言ってもらえるとうれしいですね。外国人利用客も増えているので、案内できるように英語を身につけたいと思っています。

散歩をして気分転換しています

 気分転換と体力をつけることを目的に、よく家の周りや皆生温泉の辺りを散歩しています。一人でふらっと歩いたり、父と一緒に散歩したり。晴れた日に大山がきれいに見えると気持ち良くて、30分から1時間くらい歩いています。休みの日は、家の近くに祖母の畑があって白ネギや家で食べる野菜を作っているので、よくその畑まで歩いて、昼間は祖母と畑仕事で汗を流し、夜は地元の友人と外食に出掛けたりしています。私がUターンした時には県外から帰っている子は少なかったですが、ここ数年で、帰ってきた友人が増えて、気軽に会って遊べるようになったのはうれしいです。

情報誌をチェックして雑貨屋さんやカフェを巡っています

 鳥取県に帰ってきてから自分の車を持ち、休日にはドライブにもよく出掛けています。休みは不規則ですが希望を伝えれば、土日のどちらかを休みにしてもらえたり、連休も取得できるので、予定を立てやすく、プライベートも充実しています。運転に自信が持てるようになったら、県外も車で出かけてみたいです。
 山陰のタウン情報誌を見て雑貨屋さん巡りも楽しんでいます。米子にも新しい雑貨屋さんやおしゃれなカフェができていて、新鮮でした。広島は車がなくてもいろいろな所に行けるのは便利でしたが、2年住んで満足しました。都会過ぎず、田舎過ぎない鳥取県。私にはこの環境が落ち着きます。