私の職場と入社のきっかけ

 社会福祉法人もみの木福祉会は、障がい者支援施設「もみの木園」と障がい福祉サービス事業所「もみの木作業所」「ほっと茶町」、支援センター、グループホームを運営し、利用者の個性と人権を尊重して地域社会で自立した生活を営めるよう支援しています。
 私が大学1年生の時に、鳥取県と龍谷大学による学生の就職支援に関する協定が結ばれ、大学内で県内の企業説明会などがよく開催されるようになりました。2年生からはそのイベントを手伝うようになり、ふるさと鳥取県定住機構の方とも親しくなって、就職活動の際もアドバイスをいただきました。両親とも卒業後は鳥取県に帰ることを約束していましたし、大学で学んだことを生かせる職場が地元にあったのでUターンを決めました。

利用者の方をサポートして一緒に成功や進歩を喜んでいます

 入職後2年間はもみの木園で入所者の生活支援を担当していました。入職して3年目にほっと茶町に異動になり、現在は心身に障がいのある方の就労支援をしています。軽作業中心に、少しずつ課題に向けた支援や取り組みが実った時はやりがいを感じます。
 日々の業務で感じるのは、どれだけ一人の利用者の方に対等な立場で寄り添えるかということです。支援者はあくまでも縁の下の力持ち。社会福祉士や精神保健福祉士の研修に参加して自己研鑽を積み、一緒に成功や進歩を喜びながら、障がいのある方たちがより良く生活できるよう支援していきたいです。

鳥取県代表としてバドミントンの全国大会に出場しました

 幼稚園の時に地域のクラブチームに入りバドミントンを始めました。小学校から高校まで県内の強豪校で活躍し、大学でもバドミントン部に入って活動していました。もみの木福祉会もバドミントンが盛んで、昼休みには体育館で職員と利用者がバドミントンをして体を動かしています。
 私が入職して2年目に、全国大会に向けた職員のバドミントンチームを結成しました。その年は、県大会で優勝して、鳥取県の代表として京都で開かれた全国大会に出場しました。上司の理解もあり、全国大会への出場に際して、部員の勤務調整や活動資金の一部を援助してもらえるので助かりました。

体調を管理しながらイクメンを目指したいです

 2016年2月に結婚して、もうすぐ子どもが産まれる予定です。もみの木福祉会には有給休暇とは別に配偶者の出産時には特別休暇制度があり、子どもが産まれる日とその翌日を休むことができるので、その制度を利用して出産に立ち会えたらと思っています。
 結婚してから幸せ太りで5㎏ほど体重が増えてしまいました。その解消に、職場の先輩と仕事の後や休日にランニングをしています。もみの木福祉会は、休日数や課外活動などの福利厚生が充実していて勤務先として満足しています。プライベートでは、バドミントンやランニングで体調管理しながらイクメンを目指したいです。