私の職場と入社のきっかけ

 ㈱LASSICは、「個人・企業・地域の“らしく”の実現のサポートを通じて社会の発展に貢献する」という理念のもと、2006年に鳥取県で創業しました。「~鳥取発~ITで、地方創生」を目指し、首都圏の企業様向けにWEBシステム等の構築支援や地域自治体様の課題解決支援、そして感情解析研究開発などを行っています。
 2012年に家族でUターンし、夫がLASSICに入社しました。私は以前、都内の運送会社で事務をしていましたが、退職後は出産育児に専念していました。夫から会社の話を聞いて、社員が生き生きと仕事をしているのが伝わり、また、感情解析の研究開発を行っている点や、旧鳥取高等農業学校に本社を移転することなども「面白そう」と興味を持ちました。次男が1歳になるタイミングで仕事を探していた時に、夫からプロジェクト管理の求職があると聞き、前職の経験が生かせると思い応募しました。

新しい会社だからこそ前職の経験を生かせます

 現在は、同時並行で進むたくさんのプロジェクトを横断的にみて、プロジェクト間の調整をしたり、各プロジェクトの収支や契約書などの管理を行っています。
 大きな会社には決められた型がありますが、LASSICはまだ新しい会社なので、あるべき姿を常に模索しています。前職とは業務内容は異なりますが、仕組みを作ったり改善したりという点で、これまでの経験が生かせていると思います。仕事の流れが整っていく、回っていくのを日々感じていて、それが私自身の達成感にも結び付いています。

地元にプロのサッカーチームがあるのは魅力的です

 休日には家族でガイナーレ鳥取を応援しています。もともとサッカーには興味がありませんでしたが、夫や義父の影響で試合を観戦したところ、歓声やプレーに一喜一憂するスタジアムならではの雰囲気に魅了され、2013年のJ2・JFL入れ替え戦の時には香川県まで応援に行きました。地元にプロのサッカーチームがあるのは魅力的です。
 幼いころから編み物が趣味で、マフラーやコースターを編んだり、子どものケープを作ったりしています。最近は忙しくてなかなかできませんが、時間ができたらまたやりたいです。

鳥取に帰って子育ての不安がなくなりました

 鳥取に帰ってきて育児に余裕ができました。中部地区にある夫と私の実家にはよく帰っていて、大らかな気持ちで関わってくれる人がたくさんいるのはとても心強いです。豊かな自然の中でのびのびと育っている子どもたちの姿を見ると幸せだなと思えます。会社の近くにある保育園にもスムーズに入れて、今は1時間の時短勤務なので仕事と家庭を両立しやすいです。職場に子育てをしている同僚も多く、社内で「母部(ぼぶ)」を作って家族ぐるみで交流しています。
 東京で暮らしてみて、家族と過ごす時間はかけがえのないものだと気付きました。鳥取に魅力的な企業があればUターンする人も増えると思います。「LASSICがあるから鳥取に帰ろう」と思ってもらえるよう、知識をもっと身につけて環境づくりに貢献していきたいです。