東京都からUターン
高校時代は片道約10kmを自転車で通学していました。鳥取は交通が発達していないので、公共交通機関だけでは通学ができなかったんです。東京に出たら、交通網が発達していて、街のつくりも全く違っていたので、交通への興味が増しました。中学・高校時代に苦労したことを自分の手で解決したい、働くのなら地元のために働きたいという思いが強くなり、JR西日本を志望しました。
東京では寮に住んでいて、通学に約1時間かかっていました。今は歩いて15分、列車を利用したら10分。自由な時間が増えました。仕事が終わってから料理や家事も出来ており、プライベートの時間を充実させることの大切さに気付きました。もちろんこれからやりたい仕事はたくさんありますが、仕事とプライベートを両立させていくことが理想で、鳥取はそれが実現しやすい地域だと感じています。
中国統括本部経営企画部の山陰エリアを担当しており、主に人事異動、評価、昇進、出向、ハラスメント相談などに関する仕事をしています。自分の判断で社員の働きがいやパフォーマンスが左右されることに、やりがいを感じています。また、駅で勤務していた頃、お客様から台風や大雪の影響があった時には、怒られることもありましたが、通常運転になると「助かった！ありがとう！」と感謝され、改めて生活の根幹を支える大事な仕事をさせてもらっていることを実感しました。
一度県外に出て良かったと感じています。私はもともと交通に興味があったので、東京ではたくさんの列車に乗って、たくさんの街を歩きました。また、東京出身の人、他の地方出身の人など多くの人と出会い、さまざまな価値観に触れる中で、地元や自分のことを見つめ直すきっかけになりました。学生時代に興味の赴くままに動いた経験は、就職活動にも、その後の社会人生活にも役立っています。
趣味は車と写真です。Uターンしてから車を購入し、ドライブや車のメンテナンスなどを楽しんでいます。写真は大学時代から続けていて、春は桜、夏は花火やひまわり畑、秋は紅葉など、風景を撮っています。鳥取は生活の中に豊かな自然があり、季節の美しい風景をすぐに撮れるのが魅力です。星空や朝日も綺麗なので、これから自然の魅力をたくさん見つけて、写真に残したいです。
駅でお客様に「〇〇に行きたいんですが、どうすればいいですか？」と聞かれ、最寄駅をお伝えしてもその先の移動手段がなく、歯がゆい思いをしたことがありました。今後は空飛ぶタクシーなどさまざまな交通手段が出てくると思うので、鉄道だけでなくバスやタクシーなども含め、一つのシステムで連携できるような次世代の地域交通をつくるのが夢です。誰もが自由に移動できる社会を実現したいと思っています。
鳥取県へ移住後の暮らしの変化を教えてもらいました！
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JR西日本は、北陸、近畿、中国、九州北部の2府16県、約1200の駅を拠点に鉄道ネットワークを構築し、お客様へより安全で信頼できる利便性の高いサービスの提供に取り組んでいます。また、駅という拠点を活かし、周辺にショッピングセンターやホテルを建設するなどさまざまなビジネスを展開することで、地域の発展や活性化に貢献しています。
鉄道に関する幅広い知識を身に付けていただくため、運賃の計算方法や車両や線路に関する知識など専門に合わせたさまざまな研修を用意しています。入社後のフォロー体制や研修が充実しているので、専門知識がなくても大丈夫です。また、スキルアップに向けた研修や、さらに上を目指して成⻑できる環境も整えています。
女性職員の増加やコロナ禍で働き方の見直しを進めており、フレックス勤務(コアタイムなし)・テレワーク・育児休暇制度(3歳まで取得可能)・短日数勤務制度(子が小学6年まで)等、ライフイベントと両⽴した働き⽅を推進しているので、ライフステージに応じて制度の利用が可能です。また福利厚生も充実しています。
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