鳥取東伯ミート㈱は鳥取県産の牛や豚を中心に加工、製造、販売をしています。総務課の仕事は資材の発注から備品の管理、入退社手続き、補助金の申請まで、大小さまざまな業務があり、製造部や営業部と関わる機会も多いです。この仕事が自分に合っていると感じるので、オールマイティーな人材を目指して知識と経験を重ねていきたいです。

 同僚や先輩、得意先の皆さんの要望に応えて「ありがとう」と感謝してもらい、笑顔を見ると「もっと役に立ちたい」と思います。入社当時は東京からのIターン者を受け入れてもらえるか心配でしたが、職場のみんなが気さくに話しかけてくれたのを覚えています。そんな時は自分からも積極的に挨拶することを心がけ、職場や地域にもスムーズに馴染むことができました。

 運転自体は好きなのですが、東京ではあまり車を運転する機会がありませんでした。なので、鳥取に来てからは、よくドライブに出かけています。大山滝や船上山など近場のドライブが中心ですが、徐々に行動範囲を広げていきたいです。移住して驚いたのは、あちこちに温泉が湧いていること。いずれは県内の温泉地巡りもしたいです。ゆっくり過ごしたい日は読書をしています。

 県中部の琴浦町(旧東伯町)に位置する当社は、鳥取和牛や東伯牛、大山豚などの上質な肉を取り扱い、食肉の製造加工から販売までを担っています。2007年に創業し、大切な命を余すことなくおいしく食べていただけるように、手作業で丁寧にカットしています。衛生管理では国際規格のFSSC22000を取得し、地元の人に愛される東伯ミートの味を、安心とともにお届けしています。

 社員教育に積極的に取り組み、資格取得の支援や、社内外を問わず研修体制が充実しています。研修では命を扱う会社である重みを忘れないよう、最期を見届ける現場に立ち会うプログラムもあります。また地域に根ざした企業として、イベントの開催や学校給食への食肉の提供、社会科見学の受け入れなど、地域貢献にも積極的に取り組んでいます。