ふるさと鳥取県定住機構
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取材2:荒木さん

取材2:荒木さん


リタイア後、子どものすねをかじるのでなく、
自立した親でありたかった

移住したキッカケと経緯

 奈良県出身の荒木 勉(あらき つとむ)さんは大阪でIT関係の仕事に40年近く従事し、営業職をされていたが、58歳の時、定年後の将来への不安から会社を退職。『まだ働きたい』という思いから就農を決意した。

 『仕事を終えた後、子どものすねをかじるのでなく、自立した親でありたかった』

 荒木さんより年齢が上の方々は団塊の世代の方々で、退職した後子どもの世話になるパターンが多いと感じていたが、自分はそうなりたくなかったというのも、就農を決意した理由の一つだそう。

鳥取県を選んだ理由

 『田舎暮らしの本』(宝島社)に紹介されていた『鳥取農業大学』に興味を持ったのが、鳥取県への移住を考えるようになったキッカケ。鳥取以外では和歌山、奈良、岡山なども視野に入れていたが、高齢者でも新たに農業をスタートできる補助や支援制度が整った鳥取県に惹かれた。

 他県では新規就農者でも若者に向けた制度が多い中、鳥取県は高齢者でも快く受け入れて
くれる姿勢が良かった。このことから、
充実した支援制度も有り、のんびり農業が出来る鳥取県に移住を決意した。

移住する際に苦労したこと

 一番は奥様に反対されたこと。奥様は長く専業主婦をされていたので不安だったのかもしれない。現在は鳥取と大阪で離れて暮らしているが、いずれは奥様にも鳥取に遊びに来てほしいと思っている。

移住後の暮らしについて

 平成23年、新規就農者向けのイベントではじめに説明を受けたのが鳥取県米子市の指導員
の方だったこともあり、米子市近辺の境港市に移住する。そののち鳥取県の農業大学校へ入学し、半年の研修期間で農業の勉強をした(社会人は短期の半年コースを選択される方が多い)。

 はじめは分からない農業専門用語を、理解出来たら良いという気持ちで入学を決意。基礎知識から農業の厳しさまで教わる事が出来てよかった。農業大学校の施設には寮も有り、良い環境の中で学習出来た。

 研修中の手取りは11万円。独立にあたっての支援制度は、土地は借りられるが作物は自分
で作るというもの。今後は湯梨浜町を拠点に農業を展開していく。

これからについて

 平成24年2月より、湯梨浜町のハウス群にて新規就農予定。育てる作物はイチゴにすると決めている。『見た目も可愛く、美味しい。何より皆さんが喜んでくださるから』という理由でイチゴの栽培を決意されたそう。イチゴの収穫時期は12月~5月で、それ以外の時期は育苗に入るため年間通して作業をしていく。ハウスの値段は高いが、高設栽培で育てるイチゴは比較的安価ではじめられる。今後は、地域の人に愛されるイチゴを育てていきたいという。

※育苗:種子をまいたあと、ある程度生長するまで管理しながら育てること。

読者モニターの感想

 1.『鳥取県を選んだ理由』を聞いての感想及び自分との対比

 移住に関して、行政の取り組みが一番なのが鳥取なのですね。私は、妻の出身地というだけで、鳥取に興味を持ったのですが、まちがいではなかったです。 

 米子市とかは、自分も妻もほとんど知らないですが、鳥取市近郊の雰囲気がいいです。
                                                      (浦川)

 新規就農に関する様々な県からのバックアップが、鳥取県就農への一番の要因と荒木さん自身言われてましたが、確かに随分と手厚い制度があるんですね。彼だからできている個別要件があるような気もしますが、自分もこの領域は真剣に考えてみたいと思いました。

                                                      (福嶋)

 2.この取材対象者の話の中で最も興味を持った点及びその理由

 “田舎”で休耕地とかは安くて借りられるとは思っていたのですが、ビニールハウスにかかる費用には、驚きました。採算があうかどうか?・・・・専業農家は、大変そうです。
 しかし、鳥取県からの援助の多さにも驚きました。行政の積極的な対応も移住先をぜひ鳥取に!という想いが伝わりました。
                                                      (浦川)

 興味を持ったというわけではありませんが、今回お会いした中でも荒木さん、とても良いお顔をされていました。基本的に穏やかで優しさにあふれているのですが、しっかりとした目的をもって生きていることで強い意志も感じれられて、とても魅力的でありました。
                                                      (福嶋)

ギャラリー

   荒木さんの新規就農予定地(平成24年1月現在):鳥取県湯梨浜町のビニルハウス群など。
 
 

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